WWE・SmackDown LIVE・アスカ選手の2018年の出来事を振り返ります!
【女子ロイヤルランブル優勝】
2017年にNXTからRAWに昇格したアスカ選手は、2018年に入ってもデビューから続く連勝記録を伸ばし続けました。
そして1月28日、アスカ選手がWWE史上初の女子ロイヤルランブル戦優勝!
WWEの歴史に名を刻んだアスカ選手が、中邑真輔選手同様、レッスルマニア34での王座挑戦権を獲得!
しかし試合後、元UFC王者のロンダ・ラウジー選手がサプライズ登場。
アスカ選手の女子ロイヤルランブル優勝の話題を掻っ攫われる結末となりました。
そしてRAW女子王座、スマックダウン女子王座のどちらに挑戦するのか注目が集まるなか、ファストレーン(3月11日)でアスカ選手が選んだのは当時SD女子王者のシャーロット・フレアー選手。
これにより女王シャーロット・フレアー選手と女帝アスカ選手によるSD女子王座戦が決定!
またアスカ選手は、レッスルマニア34の直前に行われたミックスド・マッチ・チャレンジも優勝、さらに連勝記録を伸ばし続けました。
【レッスルマニア初出場&初黒星】
そして4月8日、レッスルマニア34という大舞台でメインロースター昇格後、初めてのタイトル挑戦の日を迎えました。
しかし残念ながらアスカ選手は敗北…
デビューから続いた連勝記録も267連勝でストップしていしましたが、試合後のアスカ選手は清々しい表情でシャーロット・フレアー選手を祝福。
【SD女子王座戦連敗】
その後、アスカ選手はRAWからスマックダウンライブに移籍。
するとさっそく当時SD女子王者のカーメラ選手との抗争に突入。
しかしジェームス・エルスワース選手という厄介な仲間を手にしたカーメラ選手に翻弄され、マネー・イン・ザ・バンク(6月17日)とエクストリームルールズ(7月15日)で連敗。
SD女子王座戦・3連敗を喫したアスカ選手の出番は徐々に減り、ナオミ選手とのタッグ路線に組み込まれていきました。
そしてSD女子王座戦線がヒールターンしたベッキー・リンチ選手を中心に盛り上がりを見せるなか、アスカ選手に転機が訪れます。
11月12日、サバイバーシリーズ直前回のRAWで鼻骨を骨折。
そして11月18日、負傷欠場が決まったベッキー・リンチ選手の指名により、サバイバーシリーズにシャーロット・フレアー選手が代理で出場。
翌週11月27日、ベッキー・リンチ選手が復帰を宣言すると、シャーロット・フレアー選手のSD女子王座挑戦が決定。
しかし他のSD女子選手の抗議により、急きょSD女子王座挑戦者決定バトルロイヤル戦が行われ、アスカ選手が勝利して挑戦権を獲得しました。
【SD女子王座初戴冠&女子タッグ王座新設】
こうして12月16日、TLCのメインイベントでWWE史上初の女子TLC戦となったSD女子王座戦・3WAYマッチが行われました。
最後はロンダ・ラウジー選手の介入があったもの、アスカ選手が吊るされたベルトを外して勝利!
WWE(WWF)ではブル中野選手以来2人目となる、約24年ぶりの日本人女子王者が誕生しました。
来年2019年は新SD女子王者のアスカ選手にとってどのような1年が待っているのだろうか。
まず期待したいのは、今年の女子ロイヤルランブル戦で握手を拒否したロンダ・ラウジー選手との対戦。
両者ともにベルトを保持している状況で対戦するのはサバイバーシリーズ以外では難しいが、ロイヤルランブルで話題を独占された借りを返してもらいたい。
そして「女子のクオリティーの底上げ」という点で無視できないのが、2019年に新設されるWWE女子タッグ王座。
もちろんシングル王座戦線での活躍も楽しみだが、WWEの女子部門をさらに充実させるためには、女子タッグ王座を失敗させるわけにはいかない。
そのためにはアスカ選手の力が必要なときも訪れるはずなので、出番が巡ってきた際には「もっと女子が認められるよう」な試合を見せてもらいたい。
2018年の最後に掴んだ栄冠と新たに生まれた目標に向けて、来年2019年もアスカ選手が活躍する姿を楽しみにしています!
スポンサーリンク