新日本プロレス・田口隆祐選手が獣神サンダーライガー戦初勝利について語りました。
新型コロナウイルスの影響により全大会中止が発表されたベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27。
今年もエントリーが予想されていた田口隆祐選手にとって、BOSJは新日本プロレスを目指し始めたキッカケである特別な大会。
2012年にはBOSJ初優勝という夢を叶えた田口隆祐選手が、2004年の自身2度目のBOSJ11で獣神サンダーライガーさんからシングル初勝利を上げた試合について語りました。
せっかくライガーさんからシングル初勝利を上げた直後にもかかわらず、当のライガーさんに怒られて縮こまっていた光景が目に浮かびますね。
そんな出来事から16年後、今年の獣神サンダーライガー引退試合Ⅰで田口隆祐選手は「堂々と」ライガーさんに引導を渡しました。
ドームでの試合、1日目が終わりました。田口選手に真正面から行って粉々に砕かれました。気持ちを切り替えて明日はチャンピオン・ヒロム選手に真正面から行きます。応援よろしくお願いいたします!写真は試合後、激励に来ていただいた松井珠理奈さんです♪元気でたどー❤ #東京ドーム pic.twitter.com/LKTwnToxIn
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) January 4, 2020
田口隆祐選手が翌日に引退を控える大先輩に対して「あっさりと勝ってしまいましたんで(引退も)仕方がないことなんだな」と話した理由は、若手時代に言われた「オマエの実力で勝ったんだから堂々としろ!」という言葉が脳裏をよぎったからだったのかもしれない。
こうした物語が時を経てつながっていくのもプロレスの魅力。
このままBOSJ27が中止になるのか、それとも延期になるのかはまだ分かりませんが、今年も新たな物語が生まれる舞台・BOSJが無事に開催されることを願っています。