棚橋弘至の武藤敬司超え【2009.1.4】

【新日本プロレス 振り返りNo.16】

今回は本隊の棚橋弘至選手!

2009.1.4 東京ドーム

◯ 棚橋弘至
ハイフライフロー
vs× 武藤敬司

2008年4月から全日本プロレスの武藤敬司選手の元に流出していたIWGPヘビー級王座。

菅林直樹社長(当時)からの指名を受け、棚橋弘至選手がイッテンヨンで武藤選手に挑戦。

新日本プロレスワールド:2009年1月4日 棚橋弘至vs武藤敬司(43:10)

お互いドラゴンスクリューを駆使した膝攻めを中心に試合が進み、終盤は膝のダメージを耐えながらの戦いとなる。

結果はムーンサルトプレスを回避した棚橋選手が、背中へのハイフライフローから正調ハイフライフローでIWGPヘビー級王座を奪回。

前年のチャンピオン・カーニバルで果たせなかった武藤選手超え!

武藤選手の試合後のコメント

駅伝のレースじゃないけど、この区間は俺、一生懸命走ったから。後はタスキを棚橋に渡す訳であって。プロレスなんて第三者も必要だけど、自分の気持ちが重要であって、この区間は俺が“区間賞”、レコードを取ったと勝手に自分で思ってるけどな。後は、それを棚橋なりが引き継いでくれれば。

棚橋選手が武藤選手からバトンを受け取ったように、今度は棚橋選手もバトンを渡す役割になりつつある。

武藤選手との試合をセコンドとして見ていたオカダ・カズチカ選手、内藤哲也選手が、棚橋選手のバトンを引き継いで今現在の新日本プロレスの中心にいるのも感慨深い。

こういう楽しみがあるからプロレスはやめられない。

関連:新日本プロレス振り返りまとめ(2007.6~)

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