無言を貫く内藤哲也「完全にオレの気分次第」【新日本プロレス・2019年10月】

新日本プロレス・内藤哲也選手タイチ選手との抗争で無言を貫いている心境について語りました。

今シリーズの内藤哲也選手はどこか様子がおかしい。

発端は先月9月22日、ディストラクション in 神戸でのIWGPインターコンチネンタル王座陥落から始まりました。

IC王座陥落によりIWGPヘビー&IC王座の2冠という史上初の偉業から遠ざかるも、キングオブプロレスリング(10月14日)でタイチ選手との抗争が勃発。

パワーストラグル(11月3日)でのシングルマッチが決定して、史上初の偉業に首の皮一枚で繋がりました。

そして現在、内藤哲也選手はパワーストラグルに向けた前哨戦の真っ只中にもかかわらず、タイチ選手からの呼びかけに一切反応しません。

普段なら誰よりも反応が早い内藤哲也選手ですが、今回は頑なに無言を貫いています。

バックステージではまったく言葉を発さない内藤哲也選手が、週刊プロレスで現在の心境を少しだけ明かしました。

パレハ 今回は11・3大阪でのタイチ選手とのスペシャルシングルマッチについてうかがいたいなと。
内藤 ……。
パレハ ……。
内藤 ……(しかめっ面)。
パレハ ……トイレ、行きます?
内藤 べつにお腹が痛いわけじゃないですよ!単純にあんまりしゃべりたいと思わないだけで。
(中略)
パレハ ……お言葉ですけど、思ってることは口にしないと伝わらないですよ?
内藤 それ、オレのフレーズじゃないですか!まあ、大阪までの前哨戦でなにか口にしたくなったら話すかもしれないし、無言を貫き通すかもしれないし、そこは完全にオレの気分次第ですよ。
パレハ でも、タイチ選手に対して怒りを持ってるのは確実ですよね?
(中略)
内藤 ……。
パレハ タイチ選手のこと以外に、史上初のIWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタル同時戴冠に向けて、黄色いランプが点灯しているのも怒りの原因ですか?
内藤 実際、追い詰められた状態ではありますからね……。ただ、現状ではこれ以上、2冠についてどうこう言うつもりもないんで。(引用:週刊プロレス No. 2036)

パワーストラグルまでに口を開くかどうかは気分次第とのこと。

しかし2冠についてどうこう言うつもりもないという以上、今後の展望について話すことはなさそうです。

パワーストラグルまで残り9日、そしてレッスルキングダム14まで残り約2カ月。

ここから内藤哲也選手が史上初の偉業への道をどのように切り開いていくのか楽しみでならない。

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