棚橋弘至「鈴木軍も生き残りに必死」【新日本プロレス・2018年1月】

新日本プロレス・棚橋弘至選手のIWGPインターコンチネンタル王座防衛戦に向けた意気込みをご紹介。

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昨年末に骨挫傷のため欠場し、1月5日・後楽園ホール大会ではさらに右膝を痛めつけられるなど、コンディションが不安視される棚橋弘至選手もフル出場中。

関連:棚橋弘至の右膝負傷の詳細【新日本プロレス・2017年12月】

1月27日・北海きたえーる大会では、鈴木みのる選手を相手にIWGPインターコンチネンタル王座の防衛戦が決定している棚橋弘至選手が、今後の意気込みを語りました。

みのるは1・4ドームで後藤洋央紀(38)との敗者髪切りNEVER王座戦に敗れ、丸腰&丸坊主となった。だが棚橋は「僕も去年、NHK(のコント番組)で『裸の王様』やりましたから。裸の王様対決ですね。(王座戦連戦は)鈴木軍も生き残りに必死だな、と。新日本で激しい生存競争が起きている」とみのるの執念を実感しており、警戒心を緩めることはない。
むしろ棚橋自身も王者でありながら“崖っ縁”に追い込まれている。1・4ドームではWWEのスーパースター、クリス・ジェリコ(47)との大一番を実現させたUSヘビー級王者のケニー・オメガ(34)に大会のダブルメーンを奪われた。いかに挑戦者の知名度が絶大とはいえ「そういうのも含めて(試合順を)覆せなかったのは俺の力(不足)ですから」と悔しさは隠し切れない。またケニーに敗れたジェリコがIC王者・棚橋ではなく丸腰の内藤哲也(35)を次の標的に選んだことにも「一番ノッている選手に行ったほうがおいしいのはジェリコも分かってる。それだけ内藤が輝きを発しているわけですから」と、率直にジェラシーを口にした。
戴冠当初に掲げた挑戦者完全指名制も昨年11月のV3戦以降実現できていない。「内藤がかつて『棚橋の言うことがすべて』と言ってましたけど“絶対力”がなくなってきてしまっている。それでもICが僕の生命線ですから。チャンピオンであるけれども、鈴木戦には髪以上のものがかかってくる」と危機感をあらわにする。(引用:新日本プロレス公式サイト

現在、新日本プロレス内のユニットで無冠は鈴木軍のみ。

本隊:インターコンチネンタル(棚橋弘至)
CHAOS:IWGPヘビー級(オカダ・カズチカ)、NEVER(後藤洋央紀)、IWGPジュニア(ウィル・オスプレイ)
バレットクラブ:USヘビー(ケニー・オメガ)、IWGPジュニアタッグ(ヤングバックス)、NEVER6人タッグ(ファレ&G.O.D.)
L・I・J:IWGPタッグ(EVIL&SANADA)

ベルトに絡めなければ、必然的に新日本プロレスの中心からは遠ざかっていく。

ボスである鈴木みのる選手がタイトルマッチ2連敗となれば、さらに中心から遠ざかってしまうので、鈴木軍にとっては、大袈裟ではなく、生き残りが懸かった一戦。

また鈴木軍『も』生き残りに必死と言っているように、棚橋弘至選手自身も危機感を感じている様子。

実際、昨年もインターコンチネンタル王者として様々な提案をしてきたが、なかなか実現できていないのが現状。

関連:棚橋弘至、IWGPインターコンチネンタル王座に挑戦条件を設定【新日本プロレス・2017年6月】
関連:棚橋弘至のインターコンチネンタル王者としての役割【新日本プロレス・2017年9月】

ただ個人的には、棚橋弘至選手にはもっともっとIWGPインターコンチネンタル王座のベルトを輝かせて欲しいと、2年前から思い続けています。

もちろんここ数年の内藤哲也選手やケニー・オメガ選手の台頭を考えると、生き残りに必死な気持ちも理解できますが、かつての持ち主のように、棚橋弘至選手ももっと自由にベルトで遊ぶくらいの気持ちで、防衛ロードを重ねていってもらいたい。

まずは札幌、鈴木みのる選手を退けることが出来たならば、次こそ棚橋弘至選手の意思で挑戦者を指名し、また新たなインターコンチネンタル王座のイメージを確立していって欲しいと思います!

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