新日本プロレス 2017.4.25 Road to レスリングどんたく2017 大阪市中央体育館・サブアリーナ大会の田口隆祐選手とヨシタツ選手の掛け合いをご紹介。
昨日のバックステージは真面目な雰囲気。
同期の中邑真輔選手の「未来は俺が創る!」という言葉を意識したのだろうか?
ただこのコメントに関して、ひとつ思うところがあります。
ヨシタツ選手は「同期のくせに」と言っていますが、単純に同期だからヨシタツ選手をタグチジャパンのスタッフとして加えたわけではないと思います。
かつて田口選手は「第三腰椎神経根引き抜き損傷の疑い」という世界初の大怪我のため、約10ヶ月も欠場した経験があります。
そしてIWGPジュニアヘビー級、IWGPジュニアタッグ戴冠、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア優勝、プロレス大賞ベストバウト受賞といった輝かしい経歴があるにも関わらず、今現在の田口選手のファイトスタイルに辿り着きました。
首の骨折から復帰を果たしたが煮え切らないヨシタツ選手を、田口選手も他人事としては考えられないからこそ、タグチジャパンに加入させて何かキッカケを掴んで欲しいと願っているのではないでしょうか。
一晩よく考えてもらって今日、意識が変わってるかどうか?
首折る前と後の君は違うんだよ
1回死んでリセット
1からじゃなく0からのスタートそれに気づくこと
必要なのは『気付き』なのです☆ https://t.co/41OXfUApaP— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年4月26日
かつてはクソが付くほど真面目だった田口選手も、欠場中に中邑真輔選手のコメントを読んで、KUSHIDA選手にハッパをかけられ、エル・デスペラード選手に尻を蹴られて、自分の新しい道に『気付き』ました。
今度は自分がハッパをかけることで、ヨシタツ選手にもまだ見せていない何かに『気付い』てもらいたい、そんな思いが田口選手の心のどこかにあるのではないかと思います。
そんな事を考えつつ、タグチジャパンとヨシタツ選手の今後にアンテナを張り巡らせていきたい。