オカダ・カズチカが闘龍門時代の先輩超え「近藤、時代は変わったなぁ」【2012.7.1】

新日本プロレス・振り返りNo.156

今回は2012年7月1日のオカダ・カズチカ選手!

タッグマッチ


諏訪魔
 

vs

〇 オカダ・
カズチカ
レインメーカー
× 近藤修司中邑真輔

関連:試合動画(新日本プロレスワールド)

2012年7月1日・ 新日本プロレスリング&全日本プロレスリング創立40周年記念大会・サマーナイトフィーバー in 両国・We are Prowrestling Love! の6人タッグマッチ。

全日本プロレスのヘビー級&ジュニアヘビー級のトップ選手2人が、新日本プロレス・CHAOSの2トップと対戦。

この試合は団体の威信をかけた対抗戦であると同時に、闘龍門13期生のオカダ・カズチカ選手にとって、闘龍門8期生の先輩・近藤修司選手との師弟対決でもありました。

オカダ選手の練習生時代に闘龍門でコーチを務めていたのが近藤修司選手とミラノコレクションATさんの二人で、戦前に近藤選手はオカダ選手を闘龍門史上最低の練習生と酷評していました。

オカダ まずはミラノさんと僕の出会いから振り返りましょうか。僕は中学を卒業して闘龍門に入門したんですけど、メキシコに行く前の最初の半年は、神戸の合宿所に入ったんですよね。そのときにミラノさんが寮長をされていて、いろいろと指導していただいた、と。
(中略)
ミラノ 練習生には先輩である僕らの限度くらいのトレーニングを、いきなり課してたからね。当時、近藤修司(現・WRSTLEー1)もコーチだったけど、ふたりで「最初は練習生にやらせるだけで、僕たちはいいよね」って言ってたんです。
(中略)
オカダ 当時の僕の印象はどうでしたか?
ミラノ ホント、当時は練習についてこられなかったよね。だから、汗だか涙だか鼻水だかわからないくらい顔がグチャグチャのカズの横にいって、Tシャツの首元とかパンツを引っ張り上げて、腕立てを無理やらさせて。
オカダ ”かわいがり”ですよね(ニヤリ)。(引用:新日本プロレスブックス オカダの部屋)

中学校を卒業したばかりの頃に”かわいがり”ながら指導してくれた近藤選手との対戦で、レインメーカーに変貌を遂げたオカダ選手のメッキが剥がれてしまうのではないか。

そんな心配をよそに、オカダ選手は余裕を崩すことなく冷静に対応。

諏訪魔選手との打撃戦、近藤選手との肉弾戦にも退くことなく真っ向勝負。

最後はドロップキックからのレインメーカーで3カウントを奪い、闘龍門時代の先輩超えを果たしました。

そして試合後、オカダ選手は近藤選手を踏みつけながらレインメーカーポーズ。

試合後に突っ掛けてくる諏訪魔選手を完全に無視してレインメーカーポーズを決めるオカダ選手に闘龍門史上最低の練習生の面影は全くありませんでした。


—オカダ選手、諏訪魔選手、近藤選手と闘ってみての感想は?
オカダ「近藤、いろいろ『俺が先輩だ』みたいな、俺のこと『大したことねぇ』とか言ってたなぁ。時代は変わったなぁ。俺から言わしてもらえば、『オマエなんか、大したことねぇ!』。最低だ。あと、諏訪魔?あれが全日本トップか?レベルが違うな。そんなんだったら、新日本の選手とやってた方が、カネの雨が降ったぜ」(引用:新日本プロレス公式サイト

関連:新日本プロレス振り返りまとめ(2007.6~)

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