アレックス・コフリンとクラーク・コナーズが語る柴田イズム!ヒクレオの現在!【新日本プロレス・2018年11月】

新日本プロレス・ロサンゼルス道場のアレックス・コフリン選手、クラーク・コナーズ選手、ヒクレオ選手のインタビューをご紹介。

2018年9月30日、柴田勝頼選手がヘッドコーチを務めるLA道場からヤングライオン2名がデビュー。

関連:ロサンゼルス道場のヤングライオン4名【新日本プロレス・2018年9月】

LA道場出身のヤングライオンとして新日本プロレスデビューを果たしたアレックス・コフリン選手とクラーク・コナーズ選手が、道場での日々や柴田勝頼選手について語りました。

―柴田のトレーニング
コフリン「基礎から徹底的にすべて、とても基礎的なことをすべて。ジャパニーズスタイルはハードヒット。レスリングもタフで、フィジカル的にも厳しい、言葉にするのは難しいな…何度も叩きのめされる感じかな、いい意味でね
―柴田イズムとは?
コナーズ「常にすべてを100%でやる。俺たちがすることはすべて全力で、やることすべてにオンでないことはひとつもないような、精神的にね。俺はそれが柴田イズムだと思う、柴田さんといるときはリング上でも、リング外でも、寮でも100%オン。それが俺たちみんなに移ってきていると思う
コフリン「すでに知っていると思うことでも、柴田さんは『こうやってみよう、もっとこうやってみて』、すると『俺ならこうする、なぜなら~』って、違う、止まれって感じで、何度も止めるんだ。彼は、批判に対してオープンで学んで変化していく意欲がある人間を欲している。彼が望んでいるのは適応力と意欲、そしてそれを続けられるかどうかを見ている。実際に吸収したことを次回に覚えているかどうかを見ているよ。教わったことや、もう終わったと思ったことを何度もやることがあるんだ。そのたびに修正されて、またすべてを修正されて…彼はじっくりとやるんだ。ヘッドロック、ロックアップ、ロープワーク、すべてを繰り返し練習する、望むだけずっとね
コナーズ「完璧になるまでやるんだ。完璧さ。それが、なぜ彼が素晴らしいのかということを理解させてくれる
コフリン「(キャンプの柴田への質問で)『より成長するために、上達するために見るべき選手や試合は?』みたいなやつらがいたんだ。その答えは全部『俺』、最高だよ…そう思うだろ?彼の言う通りだよ
コフリン「彼は俺たちにすべてを教え直してくれた。キャンプを含めて約6カ月だけしかここにいないが、俺はまったく違うレスラーになっていると思う。ジャパニーズスタイルはかなり違う、正確さこそがすべて。常に正確に、そして何よりもファイティングスピリッツを持つことなんだ
コフリン「それがプロレスでは当たり前だと思われているけど、インディーで試合をしていた時のことで憶えているのが、ただ試合の準備をして形だけの試合をする選手がいた。ただジャパニーズスタイルはそうはいかない…この道場では常にオン、柴田さんといて、そういうところが個人的に好きだ

現在負傷欠場中のヒクレオ選手は、LA道場で復帰に向けてトレーニング中。

―LA道場
ヒクレオ「日本(の道場&寮)では絶えずたくさんの先輩がやって来るから、洗濯や色々なことをしないといけない。ここ(LA)は柴田さんだけで、よりアメリカ式。俺たちは練習をして、戻ってきたらチャンコを作り、一緒に食べる。チャンコの後はフィルムセッション、彼が練習を録画してるんだ。それを見てアドバイスをくれる、素晴らしいことだ
―日本の”伝統的なスタイル”と柴田の練習の違い

ヒクレオ「トレーニング方法はアップデートされている。例えばある日、1000回スクワットをして、何度も何度も腕立て伏せをしたら、翌日はサーキットトレーニングをしたりね。クロスフィットのようなワークアウトを2周。時間は15~20分で、終わるころにはとても苦しくなるが、アップデートされた良いトレーニング
―日本の道場の厳しいトレーニングにも意味がある
ヒクレオ「(LA道場の選手は経験があるが)多くの日本のヤングボーイは文字通りまだ若者。彼らは高校や大学を出たばかりだから、良い訓練になる
―コフリンとコナーズのデビュー戦

コナーズ「俺が倒してやった
コフリン「あれはレフェリーストップだった。俺は決してギブアップしなかった
コフリン「新日本以前に10試合くらいしたけど…信じられない、言い表すための適切な言葉はないね。素晴らしい一日だった
―コナーズの獣神サンダーライガー戦
コナーズ「間違いなくこれまでの人生の最高のハイライトのひとつ。アナウンスされたとき、その3時間以上前から、幻覚でも見ているような感じだったよ…そこで最高の選手を相手に自分を試すことができた、プロレスキャリアを始める前からやりかたったことを達成した。獣神ライガーさんや他のみんなと試合をする機会がもっとたくさんあることを願っているよ

動画追加・コフリン&コナーズのデビュー戦

―新日本の夢の対戦相手(柴田以外)
クラーク・コナーズ=棚橋弘至
アレックス・コフリン=
KUSHIDA
―日本のレスリングの”ファイティングスピリット”とは

コフリン「目には見えない( intangible )、他とは決定的に違う( It Factor)もの。まだ進めるならば、闘い続ける、決して倒れない、決して逃げない、決して辞めない、そういう人間を探している。一番デカいでもなく、一番悪いでもなく、一番強いでもなく、進み続ける最高のハートとスピリットを持つ人間を探している(引用:uproxx.com

LA道場のヤングライオン3名は、12月9日・CWFH( Championship Wrestling From Hollywood )に参戦予定。

日本上陸に向けて着実に歩を進めるロサンゼルス、そしてLA道場に対抗して真壁刀義選手が燃えている日本、どちらも本当に頼もしいですね。

これからも素晴らしい相乗効果を期待しましょう!

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