【新日本プロレス・振り返りNo.110】
今回は2011年11月12日の矢野通選手と棚橋弘至!
【IWGPヘビー級王座戦】
〇[王者]棚橋弘至 テキサスクローバー ホールド | vs | × 矢野通 |
2011年11月12日・大阪府立体育会館大会、矢野通選手がIWGPヘビー級王座に初挑戦!
挑戦者の矢野通選手が”Y”WGPのベルトを肩にかけてリング上で待つなか、ルードバージョンのペイントを施した棚橋弘至選手が丸腰で入場!
ベルトを盗まれた怒りを爆発させるように、棚橋弘至選手の奇襲攻撃で試合開始.
ヒールファイトを貫く棚橋弘至選手にブーイングが飛ぶも、容赦なく左膝を集中攻撃。
しかしヒールとしての実力は矢野通選手が一枚上手、場外戦で流れを引き寄せると、いつものようにコーナーマットを外し、金具剥き出しのコーナーに叩きつける。
会場からはもちろん「Y・T・R!」の大合唱!
棚橋弘至選手も反撃、ドラゴンスクリューから場外へのハイフライフローを決めるが、矢野通選手も強力を決めて応戦。
棚橋弘至選手はテキサスクローバーホールド、ダルマ式ジャーマンからハイフライフローを狙うと、矢野通選手が膝を突き立ててブロック。
そして矢野通選手がイスを持ち出すと、レッドシューズ海野レフェリーが制止、しかし棚橋弘至選手がドラゴンスクリューを決めると、レフェリーも巻き込まれてリング上は無法地帯に。
矢野通選手はイスの上に鬼殺しを決めると、レフェリーが復活するもカウント2!
さらにレフェリーの死角を突いて金的攻撃からの赤霧を決めるがまたもカウント2!
さらに矢野通選手がとどめの鬼殺しを狙うと、棚橋弘至選手がスリングブレイドで切り返して形勢逆転。
スリングブレイド、ドラゴンスープレックスホールド、さらにハイフライフローを決めると、フォールをせずにテキサスクローバーホールドでギブアップ勝ち!
棚橋弘至選手が王座防衛、V9を達成!
しかし試合後、敗れた矢野通選手はまたもやベルトを奪って逃走すると、背後から登場した永田裕志選手に捕まってしまい、リング上で棚橋弘至選手と永田裕志選手のダブル延髄を食らってしまう…
そして棚橋弘至選手のV10戦の挑戦者として、当時のIWGPヘビー級王座連続防衛10回(当時)の記録保持者である永田裕志選手が名乗り!