内藤哲也がIWGPヘビー初挑戦「棚橋を引きずり降ろすのは俺の役目」【2011.10.10・V11への道】

【新日本プロレス・振り返りNo.107】

今回は2011年10月10日の内藤哲也選手棚橋弘至選手!

IWGPヘビー級王座戦

〇[王者]棚橋弘至
ハイフライフロー
vs× 内藤哲也

関連:試合動画(新日本プロレスワールド)

2011年10月10日・両国国技館大会、内藤哲也選手がIWGPヘビー級王座に初挑戦!

序盤はチャンピオンの棚橋弘至選手が左膝、挑戦者の内藤哲也選手が首に照準を定めて攻め込む。

内藤哲也選手が執拗な首攻めでペースを握ると、ロープワークの乱れの隙を突いて、水面蹴りからのスワンダイブ式ミサイルキック!

しかし棚橋弘至選手も反撃。

左膝への低空ドロップキックからダルマ式ジャーマン、そしてハイフライフローを狙うも、内藤哲也選手が膝を立ててブロックするが、結果的に膝に大ダメージ。

両者が何とか立ち上がると、まずは内藤哲也選手が攻勢に転じる。

雪崩式フランケンシュタイナーからエボルシオン、そしてスターダストプレスは躱されてしまう。

今度は棚橋弘至選手、場外ハイフライフローを決めると、ロープ越しのドラゴンスクリューからグラウンドドラゴンスクリュー、テキサスクローバーホールドで追い込む。

ロープに逃れた内藤哲也選手もジャンピングエルボーアタックで反撃、スープレックス2連発からグロリア、そしてスターダストプレスを決めるが膝を強打してフォールが遅れてしまう。

そして内藤哲也選手は雪崩式エボルシオンを狙うも、棚橋弘至選手はスリングブレイドで切り返す。

棚橋弘至選手のジャーマンを着地した内藤哲也選手が、ジャパニーズレッグロールクラッチホールド、ポルボ・デ・エストレージャで丸め込むもカウント2!

最後は棚橋弘至選手がドラゴンスープレックス、背中へのハイフライフローから正調ハイフライフローで勝利!

棚橋弘至選手が王座防衛、V8を達成!

試合後、敗れた内藤哲也選手はファン時代からの憧れでもある棚橋弘至選手への思いを吐露。

―そこで立ちはだかった棚橋弘至という壁はどのように感じましたか?
内藤「棚橋は素晴らしいレスラーですよ。ベルトを持って、確実にプロレス界、トップを独走してますよ。でも俺はデビューする前から棚橋に憧れて、デビューしてから棚橋を引きずり降ろしたいとこの5年間ずっとそう思ってきたんでね。ある意味、高い壁で逆にありがてぇなと。こんな簡単に獲れる相手を目標として5年間やってきたかと思うとアホくさいんでね。やっぱ凄かったっすね。最後握手しちゃったけど、でも俺の気持ちは変わんないですよ? 棚橋を引きずり降ろすのは、俺の役目。そしてあのベルトを持って新日本プロレス、プロレス界を引っ張っていくことが俺の使命。またこのビックマッチ、メインイベントの舞台に俺は戻ってきますよ、すぐにね。29才のうちに、すぐに戻ってきますよ。棚橋、今度待ってろよ。オマエを引きずり降ろすのは俺の役目だ」(引用:新日本プロレス公式サイト

一方リング上では、永田裕志選手が挑戦表明のために登場すると、矢野通選手がイスを持って襲撃、今日からな、このベルトはな、矢野通様の管理下だ、バカヤロー!と言い捨てて、IWGPヘビー級王座のベルトを盗んでいってしまいました…

関連:新日本プロレス振り返りまとめ(2007.6~)

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