SANADAがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りした理由を「言う時期」はまだ?【G1クライマックス27】

新日本プロレス・2017年8月8日・G1 CLIMAX 27・横浜文化体育館大会のケニー・オメガ選手の試合後コメントをご紹介。

昨日の第9試合・Bブロック公式戦、ケニー・オメガ選手は片翼の天使でSANADA選手に勝利!

試合後、ケニー・オメガ選手はSANADA選手のポテンシャルを認めつつ不足している部分を指摘。

ケニー「SANADAよく聞け。ファンのみんなもよく聞いてくれ。オレはオマエを悪い選手だと言ったことは一度もない。オマエはグレートな選手だ。新日本のなかでもナチュラルなファイターだと思っている。オマエには覚えておいてほしい。オレはこのリーグ戦でいろんな選手を倒してきた。スズキミノルも倒したし、ヤノも倒した。SANADAを含めていろんな選手を倒したよ。オマエとの試合はアスリート同士の闘いで勝ったと思っている。オマエの未来は明るいぞ。だけどオマエにはカリスマ性が足りない。ハートが足りない。感情が欠けていると思う。オレはそういう部分でベストになるための欲がある。だからオレはベストに登りつめたんだ。Aブロックではイブシはもう決勝は無理なようだな。オレにはまだ使命がある。それはオレがプロレス史上最高のレスラーになることだ。そのために次の標的はオカダだ。グッドバイ&グッドナイト。(※記者一人一人に向かって)バンバンバン」(引用:新日本プロレスリング公式サイト

SANADA選手が“グレート”かどうかは一旦置いておいて、結構痛い部分を突かれてしまいした。

ケニー・オメガ選手が足りないと感じている部分は、SANADA選手が行動を共にしているロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーから特に強く感じる部分。

観客を惹きつけるカリスマ的な人気を得た選手、ジュニアに対して強い想いを持ち続ける選手、ある選手への大嫌いという感情を爆発させる選手、闇の世界の住人、こういう選手たちがいるユニットがL・I・J。

そんな選手たちと比べて、コールドスカルとしてほぼ無言だった頃はミステリアスである事が魅力でしたが、コメントも増えてきて素顔が見えてきた現在では、ミステリアスと言うよりも何をしたいのかが分からない状況に感じてしまう。

それもSANADA選手らしいですし、今は試行錯誤の時期なのかもしれないが、でもそれじゃあやっぱり物足りない。

この状況を打破すべく、そろそろL・I・J加入の理由をハッキリさせる時期なんじゃないかなと個人的には思うわけです。

「ALL TOGETHER」を見てた人からするといまは、「なんで組んでるんだろう?」って思うでしょうね。そのあたりに関してはまだ言う時期じゃないのかなって感じてます。なんで(ロス・インゴベルナブレス)に来たのかとかは。
(引用:
スポーツアルバムNo.58

SANADA選手曰く、なぜロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに来たのか、これに関してはまだ言う時期ではない。

つまり然るべきタイミングが来ればL・I・J加入の理由が明らかになり、なぜSANADA選手はL・I・Jで闘うのか、何を目指して闘うのかも見えてくるようになるはず。

なんでSANADA選手はL・I・Jにいるのか、どういう立ち位置なのか、何を目指すのか、その主張や欲の積み重ねがいずれ大きな流れになったりするのがプロレス。

さらにその積み重ねが抗争や攻防のひとつひとつに感情移入する要素となり、ケニー・オメガ選手に足りないと言われてしまったハートや感情、ひいてはカリスマ性を得る事につながっていく。

だからこそもっともっとSANADA選手には主張して欲しいし、欲も出してもらいたい。

だが逆に言えば、これまでそうした主張をしていないのもタメになっているので、2017年下半期のどこかのタイミングで大きな主張をして、欲をみせてくれると信じたい。

そしてそのタイミングこそL・I・J加入の理由を言う時期に相応しいと思います。

その時期が訪れるまでは我慢の時、SANADA選手自身の主張や欲が出てきてからの大爆発に期待!

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