「新日本プロレスご観戦時のお願い」ってどういうこと?

唐突に新日本プロレスから「新日本プロレスご観戦時のお願い」というリリースがあったのでご紹介。

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次のLION’S GATE PROJECTやRoad to DESTRUCTIONが始まるまでまだ日があるのに唐突だなとは思ったが、知らぬ間に色々と問題が起きていたようで。

いつも新日本プロレスリングへのご声援、ご来場誠にありがとうございます。
新日本プロレスリングでは、ご来場のすべての皆様に快適に、安全に試合をご観戦いただけるよう、場内でのご観戦マナーをお守り頂くべく、ご協力を呼び掛けております。
他のお客様のご観戦の妨げとなるような行為、また不快感やご迷惑をお掛けするような言動や行動は禁止とさせて頂いております。
各大会の会場では、お客様に快適にご観戦頂くべく、警備員をはじめ各部署スタッフともども留意しておりますが、場内で起こるすべてのお客様の危険・迷惑行為を即座に発見することは困難となっております。
そこで、ご来場のお客様にご協力をお願い申し上げます。
もしもお客様が迷惑な行為を受けた場合や、他のお客様のご迷惑となっている状況、ご不快になるような行為、また危険と思われる行為がございましたら、直接お近くの会場スタッフ・警備係員にお声かけ下さいます様、お願い致します。
弊社では、迷惑行為を現認、発見次第、その場で適切な対応を行わせて頂いております。
安全で快適に試合をお楽しみいただけます様、皆様のご協力をお願い申し上げます。(引用:新日本プロレス公式サイトより)

これってわざわざ言わなきゃ分からないようなことではないと思うのは私だけでしょうか。

まあわざわざこうしてリリースしなきゃ分からない人がいるっていう状況なんでしょう。

残念ながら私は最近ほとんど会場に行けていない。

自分の肌で会場がどんな空気なのかを久しく感じてないので会場マナーについてあれこれ言える立場ではないが、両国3連戦の時も新日本プロレスワールドを見ていて、それはダメだろと思うことがあった。

でももし自分がその場にいて、迷惑行為をスタッフに報告しに行くか、行かずに試合を楽しむかなら、後者を取ると思うのも事実。

特に会場になかなか行く機会のない人にとってはそんなこと気にしているだけ時間の無駄。

気分を害す言動はスルーして、リングの選手たちを目に焼きつけ、後からSNSで愚痴るぐらいが関の山。

新日本プロレス側で全てを対処は出来ないから協力してくだいっていうのはもちろん正しい。

だが観客がマナーを守ることは本来大前提のはず。

そんなこともわからない人がどうしてプロレスっていうジャンルを好きでいられるのか、私には理解できない。

興行を妨害すれば威力業務妨害だし、他の観客に殴られたり脅されたりしたら暴行や脅迫だし、誰かに付き纏われたらストーカー規制法違反だし。

それってもうマナー云々の範囲を超えた問題ですよね。

私にとってプロレスは「楽しむ」もの。

そうでない人もいるかもしれないが、私と同じようにプロレスを楽しみたいと思っている人のためにも、改めて自分の観戦マナーを見直してみようと思う。

でも注意しておきたいのは、みんながみんな同じ考え方をしなきゃいけないということではないということ。

ブログタイトルにもしていますが、プロレスの楽しみ方も、応援の仕方も、プロレスというジャンルについての考え方も、十人十色でいいと思っています。

それこそがプロレスの醍醐味だし、大事にしていきたい部分でもある。

その上で、プロレスと一緒、目には見えなくても超えちゃいけない一線というのがあるでしょっていう話。

G1も最高だったし、1.4はもっと最高の舞台を見せてくれるだろうと浮かれていましたが、最高の舞台は選手と団体と”ファン”が作るものですよね。

そこのところもう一度再確認して、これからもまたプロレスを私なりに楽しんでいこうと思います。

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