【新日本プロレス 振り返りNo.34】
今回はBULLET CLUBのバッドラック・ファレ選手!
2010.4.4 後楽園ホール
◯ 中西学 アルゼンチンバックブリーカー | vs | × キング・ファレ |
新日本プロレスは、当時練習生だったファレ・シミタイトコ選手のプロデビュー戦に向けて、ファンからリングネームを募集。
約500通の応募から、「キングオブスポーツの精神をもって、日本だけでなく世界のキングになることを目指す」、「強さの象徴となるべく、トンガ王国の代表として誇り高く戦う」という願いが込められた、キング・ファレというリングネームに決定!
ちなみに棚橋弘至選手がタナポ#00で提案したトコ・ジョーズは不採用。
同期の3人(三上恭佑、キング・ファレ、高橋広夢)の中で2番目のデビュー戦を迎えました。
対戦相手は憧れの選手である中西学選手。
ファレ選手もサイズでは全く見劣りしないものの、結果は中西選手がアルゼンチンバックブリーカーで完勝。
中西選手の試合後コメントがなかなか胸に染みる。
“”中西「ふぅ〜っ。ボーッと相手を見ているヒマはないぞ、おまえ!離れていてもどんなときも、闘いは一個も休みなんかないんやぞ。一休みなんてないんやぞ?相手を目で殺せ!技をかける前にまず自分の気持ちでぶつかって行く!それがなかったらアカンぞ!今日は精一杯かもしれへん。でも、これでメシ食っていくんやからな?お客様からお金をいただいて、生きていくんやからな!それだけは忘れんなよ?できるできひんちゃうぞ?自分がやろうとする努力を見せろ!…まだまだこれからやな?」””
気持ちでぶつかって行く、出来る出来ないじゃない、努力を見せろと、まさに若手選手の姿勢そのもの。
これってプロレス以外でも同じですね、出来る出来ないではなく努力を見せろと、まるで自分に言われているようで気が引き締まりました。