【新日本プロレス 振り返りNo.33】
今回はCHAOSの後藤洋央紀選手!
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2010.3.22 ベイコム総合体育館
◯ 後藤洋央紀 昇天・改 | vs | × 真壁刀義 |
後藤洋央紀選手は1月にGHCヘビー級王座戦で杉浦貴選手に敗れ、2月にハードコアマッチで田中将人選手に敗退。
絶不調の前年度覇者はこれ以上負けられないという思いで NEW JAPAN CUP 2010に臨み、これまでのスランプを乗り越えるように決勝戦進出。
対戦相手の真壁刀義選手は準決勝で内藤哲也選手に勝利するも、膝攻めに苦しめられ、決勝は左膝をテーピングで固めて入場。
後藤選手は序盤から左膝を集中攻撃、真壁選手も力強い攻撃で反撃。
真壁選手は今では珍しいドラゴンスクリュー、さらに膝裏へのキングコングニードロップ、監獄固めで攻め立てる。
しかし後藤選手が序盤から攻め続けた左膝への低空ドロップキック、牛殺し、ラリアットから、最後は昇天・改で勝利、ニュージャパン・カップ史上初の2連覇を達成!
試合後、IWGPヘビー級王者の中邑真輔選手に対し、「中邑!俺はよ、お前とは違う地獄を見てんだ!お前だけには!絶対に負けねぇ」とコメント。
当時の後藤選手にとっては地獄のような期間だったかもしれないが、6年後にまた違うどん底を味わうことになるとは思いもしなかったでしょう。
春男の後藤選手には、来年2018年の春、サクラジェネシス2018で、柴田勝頼選手が咲かせられなかった桜を咲かせてもらいたい。
そうなればこれまでの地獄もどん底も、きっと報われれますよね。
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