獣神サンダーライガーとシューティングスタープレス【新日本プロレス・2019年3月】

新日本プロレス・獣神サンダーライガー選手が開発したオリジナル技・シューティングスタープレスをご紹介。

2019年3月7日、獣神サンダー・ライガー選手が引退を表明。

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記者会見で過去から現在、未来についてまで様々な質問に答えるなかで、獣神サンダー・ライガー選手を語る上で外せないオリジナル技についても言及。

―ライガーとして、新日本プロレスあるいはプロレス界に、「これは残せた」と手応えを感じているモノはありますか?
ライガー 結局、ボクが楽しみたかっただけですからね。『(SUPER) J-CUP』にしろ、なににしろ。で、もう十分楽しんだんで、そこでどうのこうのはないですね。いろんな自分の開発した技とか、いまよくプロレス界で使われたりしてますけど、あえてそこで「この技は俺が開発したんだよ」っていうあれもないしね。だから、いまあえて名前も出さないですし。「こういう技はボクのですよ」って。使ってもらえれば使ってもらえばいいし。プロレスがもっとどんどんどんどん大きくなってくれればいいし。ボクはもう十分かなぁ。あと10ヶ月ありますけども、レスラーになったっていう満足感もあるので、特にどうのこうのっていうのはないですね。(引用:新日本プロレス公式サイト

獣神サンダー・ライガー選手が開発したオリジナル技のひとつがシューティングスタープレス。

残りたったの約10カ月となってしまった現役生活で、シューティングスタープレスを復活させて欲しいという声も多い。

そのシューティングスタープレスについて、新日本プロレス担当として獣神サンダー・ライガー選手を長年見続けてきた週プロ・湯沢編集長が数年前のエピソードを明かしました。

パッと思い出すのは数年前、ライガーと夏の地方大会終わりに2人で食事した時。まだ平成がこんな形で終わるとは予想できないころから、ライガーは漠然としてはいたが引退について考えていた。その時はライガー引退に現実味を感じられなかったので、「シューティングスター・プレスまだできますか?」と、前から気になっていた質問を酔いにまかせてしてみた。ライガーの答えは「最近プールでバク宙したらまだできたんだよ」とまんざらでもなかった気がする。(引用:週刊プロレス No. 2002・編集後記)

解説やインタビューで獣神サンダー・ライガー選手は今はもうできない危険だからやらないと付け加えて話し、実際にもう何年ものあいだシューティングスタープレスは使われていません。

それでも期待せずにはいられないのが、ファンとしての正直な気持ち。

もう一度獣神サンダー・ライガー選手のシューティングスタープレスを見れる日は訪れるのか、残り10カ月のライガー最終章をしっかりと見届けたい。

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