新日本プロレス・SANADA選手のオコーナーブリッジについてご紹介。
約1カ月間にわたるG1クライマックス28が終了し、現在は次期シリーズが始まるまでの約3週間のオフ期間中。
この期間を利用して、G1クライマックス28中に気になった出来事をひとつ振り返ろうと思います。
今回はSANADA選手のオコーナーブリッジ!
SANADA選手の新日本プロレス参戦から約2年が経過し、今年のG1でついに回転足折り固め(ローリング・バック・クラッチ)を解禁。
タマ・トンガ選手、ザック・セイバーJr選手から勝利を奪った回転足折り固めを「オコーナーブリッジ」と命名。
スカルエンド、ラウンディングボディプレスに続く新たな勝ちパターンを手に入れました。
そして8月8日、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン同門対決として注目を集めた内藤哲也選手との公式戦を迎えました。
関連:内藤哲也とSANADAのG1クライマックス28【新日本プロレス・2018年7月】
この試合でもSANADA選手はオコーナーブリッジを狙うが、内藤哲也選手にカウント2でキックアウトされてしまいました。
しかし内藤哲也選手との公式戦で見せたオコーナーブリッジは、勝利した2戦とは違い、SANADA選手は両足で内藤哲也選手の両腕をフックできておらず、フォールとしては不十分でした。
内藤哲也選手がオコーナーブリッジをカウント2で返したというよりも、SANADA選手のオコーナーブリッジが不十分だったと思っています。
SANADA選手の芸術的なオコーナーブリッジが、内藤哲也選手から「3カウントを奪えなかった技」と認識されるのはあまりにもったいない。
次に二人が対戦するときには、オコーナーブリッジは完璧に決まれば内藤哲也選手からも「3カウントを奪える技」であることを、SANADA選手が結果で証明してくれることを期待しています!