2016年11月7日に行われた「WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」、「戦国炎舞-KIZNA- Presents Road to TOKYO DOME」の第2弾対戦カード発表されたの記者会見についてまとめました。
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清野茂樹アナウンサーのカード発表、EVIL選手のコメントは以下のツイートから確認してもらうことにして、とても見応えのあった内藤哲也選手と棚橋弘至選手による、IWGPインターコンチネンタル王座戦の前哨戦となった記者会見の両者の主張をまとめました。
IC王者・内藤哲也、なんと“ファン投票”を真っ向否定!
挑戦者・棚橋弘至は回答を“保留”したが…!!
【1.4東京ドーム第2弾カード会見】https://t.co/YncnRsoNUM #njwk11 #njpw pic.twitter.com/jmWsWETALr— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年11月7日
内藤哲也
- 棚橋の7年連続・東京ドーム大会メインイベントという記録のためだけに、ファン投票をすることを望まない。
- 東京ドームのメインイベントはIWGPヘビー級王座戦であるべき。
- ダブルメインイベントという お飾りみたいな名前はいらない。
- メインに立つと言った魚沼のお客様を裏切るのか?
- 棚橋になれなかったのは正解、でも棚橋にならなくて良かった。
- 内藤が上がったという表現も確かにできるが、むしろ棚橋が自然と下がってしまった。
- 唯一モチベーションが上がる点は、棚橋に最後のトドメをさすこと。
- 一番注目してるのは、棚橋が言ったら新日本プロレスは動くのかということ、ファン投票で勝ったらちゃんとメインイベントでやる。
- 東京ドームの話題ばかりで、WORLD TAG LEAGUE観戦予定のお客様に失礼だと思うので、今回は“X”にした。
- WORLD TAG LEAGUEに優勝したら、2月のビッグマッチでIWGPタッグ王座に挑戦させてもらう。
棚橋弘至
- 闘ってないのにいつの間にか立場が逆転している。
- プロレスのベルトに対してのリスペクト、愛が2人の闘いの図式になる。
- ファン投票は保留。
- 来年はセミで我慢して、再来年から7年連続メインを目指すという考え方もある。
- 負けたら終わるかなっていう気はしているが、もし生き延びたなら来年は棚橋の年になる。
- あのファン投票が動いたのは、棚橋vs中邑だったから。
- 7年連続メイン以上に大切なモノがあるんじゃないかと気付きかけている。
- 自然に棚橋が落ちていったっていう認識を覆す闘いをしていく。
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内藤選手の言葉が芯を食いすぎているので、棚橋選手は本当に返す言葉もない状態になってしまいました。
前哨戦は内藤選手に軍配。
ファンの声を丁寧に拾い上げているというか、自身がファンだからこそ発言しないではいられないのでしょう。
その発言に対してファンが後押しをするのは当然の流れです。
かつて誰よりもファンのため、新日本プロレスのために闘い続けてきたのは棚橋選手ですが、今年は怪我もあってリング上で思ったような結果を残せませんでした。
2016年、その部分を背負ってきたのは内藤選手でした。
やり方はともかくとして、内藤選手は常に新日本プロレスを応援してくださるお客様のために、アクションを起こし続けて、これまで棚橋選手が先頭を切っていた部分を、内藤選手は今年やり遂げたと言えるでしょう。
ですが、棚橋選手はこのまま負けっぱなしの選手ではありません。
いくらやられても、負けても、倒れても、それでも諦めないのが棚橋選手でしょう。
会見中、内藤選手の言葉を噛みしめるように聞きながら頷く棚橋選手や内藤選手の発言を認める棚橋選手を見てどう思いましたか?
棚橋ダメだなと思った人もいるかもしれませんが、私は素直で真っ直ぐな棚橋選手がさらに好きになりました。
もちろん内藤選手も素直に感情を口に出して、誰よりもファンの気持を代弁してくれて、誰よりもハードな技を受けるところ、大好きです。
どちらがより好きかという優劣の問題ではなく、心から内藤選手を応援したくなり、絶対に棚橋選手には負けてほしくないと思わせるような、そんな会見でした。
1.4まで残り約2ヶ月、逆境に立たされた棚橋選手の巻き返しと、それに対する内藤選手の突き放しがどうなっていくのか、楽しんでいきたいと思います。
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