内藤哲也「中邑!」、中邑真輔「気安く呼ぶな!●すぞ!中邑さんだろうが」【2011.11.12~18】

【新日本プロレス・振り返りNo.111】

今回は2011年11月12日~18日の内藤哲也選手と中邑真輔選手!

11月12日

G1 CLIMAX21優勝の中邑真輔選手、準優勝の内藤哲也選手はそれぞれIWGPヘビー級王座に挑戦するも敗北。

次のステップに進みたい両者が、2011年11月12日・大阪府立体育会館大会のタッグマッチで対戦。

その試合後、内藤哲也選手がオイ、中邑! 中邑! オマエ、俺と1対1で勝負しようじゃねぇか? オイ、オマエ! 逃がさねぇからなと対戦アピール。

するとバックステージでも両者が大乱闘!

引き上げる中邑を追って、内藤が背後から突進し、首筋にエルボー!そのままコメントルームになだれこんだ2人。ここで「殺すぞテメー!」とブチキレた中邑が、イスをブン投げ、内藤にエルボー乱打! ケンカ越しで額をくっつけ合い、内藤が張り手を張ると、すかさず返す中邑。怒号が鳴り響く。
シングルだよ!シングル!」と吼える内藤を床に倒し、「おおお〜!どの口が言ってんだ!?どの口が言ってんだぁ!」と激吼しながら、内藤の顔面をガンガン踏みつけて、「ナメんな、クソガキ!オラ!」とキレまくる中邑。「ストップです!ストップです!ストップです!」と必死に中邑を止めていた若手の渡辺を「テメーもだ!」と一蹴り。
(中略)
内藤「……俺、言ったでしょ? リベンジロードは中邑からだって。たださ、リベンジロード、中邑倒せば一発でまた、IWGPヘビーまでいけるっしょ。だから中邑なんだよ。あのクネクネしたプロレスが、俺は大嫌いなんだよ。俺からのコメントが届いてなかったようだから、今日“火”点けてやったよ中邑に。思った以上に返ってきたね。やりがいあるよ。倒しがいあるよ。叩き潰しがいもあるよ」(引用:新日本プロレス公式サイト

内藤哲也選手は再びトップ戦線に駆け上がるため、中邑真輔選手をターゲットに定めました。

11月13日

翌日13日、中邑真輔選手の地元京都大会で、今度は8人タッグマッチで両者が対戦。

その試合で勝利を上げた内藤哲也選手が、再び中邑真輔選手を挑発。

試合後、内藤が「中邑!!中邑!俺とシングルマッチ!やるのか、やらねぇのか、どっちなんだ、オラ!!ハッキリしろ!!シングルだ、シングル!!」とマイクで中邑を挑発。
これに対し、中邑もエプロンに立ってマイクアピールを開始。「気安く呼ぶな!殺すぞ!中邑“さん”だろうが、オイ。シングマッチやりてぇのか?お願いする立場だろ、オイ!?土下座でもするか?土下座しろよ、オイ!(※観客を煽り)オイ、土下座だ!!オイ、土下座だよ、オイ!!土下座しねぇのか?やって見せてくれよ?(そうすれば)いますぐ(シングルを)やってやろうじゃねぇか、オイ!見てえな!!テメェの土下座が!!やれよ、オラ!」と激しく内藤を挑発し、リングを降りた。
すると、内藤がゆっくりとひざまずき、場内が騒然となる。しかし、次の瞬間、サードロープをくぐってリングを飛び降り、花道を歩く中邑へ襲い掛かった。
ファレに押し戻されても内藤の興奮は収まらず、さらにマイクアピールを敢行。「中邑!聞いてっか、オイ!いつまでもよ、クネクネしてんじゃねぇよ!俺と中邑のシングルマッチ、決定だ!!中邑!!覚悟して上がって来いよ」と叫び、改めて宣戦布告した。(引用:新日本プロレス公式サイト

こうして12月4日、年内最後のビッグマッチの愛知県体育館大会での一騎討ちが決定!

11月18日

12月4日に向けた最初の前哨戦!

試合前から過剰に意識する内藤哲也選手に対して、落ち着いてた雰囲気の中邑真輔選手だが、CHAOS側の奇襲からスタート!

二人がリング上で向かい合うたびに、ただの前哨戦とは思えない気迫でぶつかり合う。

試合は中邑真輔選手がボマイェで勝利すると、内藤哲也選手が詰め寄り一触即発。

もちろんバックステージでも乱闘に…

中邑「いきがってんじゃねぇよ!アホ!!
※そこへ内藤が飛び込んでくる
内藤「オイ!12月4日(シングル戦)決まったんだよ、中邑!いつまでもスカしてんじゃねぇぞ!
中邑「うるせぇ、オイ!
(中略)
内藤「12月4日だ!(と言い残して控室へ)」(引用:新日本プロレス公式サイト

今現在の内藤哲也選手とはまったく違う姿ですが、これはこれでとても魅力的。

こうした個人的な感情が剥き出しの抗争も久々に見たいものですね。

関連:新日本プロレス振り返りまとめ(2007.6~)

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