【新日本プロレス・振り返りNo.96】
今回は2011年9月11日のApollo55!
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【IWGPジュニアタッグ王座戦】
〇 田口隆祐 ラ・マヒストラル | vs | × タイチ |
プリンス・ デヴィット | TAKAみちのく |
2011年9月11日・後楽園ホール大会、盤石のIWGPジュニアタッグ王者組・Apollo55の7度目の防衛戦!
序盤からのらりくらりとしたペースで闘うタイチ選手とTAKAみちのく選手に対して、Apollo55は抜群のコンビネーションで対抗。
しかしタイチ選手がテーピングを施された田口隆祐選手の左膝をイスで攻撃すると逆転、TAKAみちのく選手とともに左膝を集中攻撃。
ローンバトルから逃れた田口隆祐選手がプリンス・デヴィット選手にタッチ、ノータッチトペコンヒーロで勢いを取り戻す。
だが再び田口隆祐選手が左膝を狙われ、タイチ選手がシットダウン式パワーボム、スライディングキックを決めるもカウント2!
最後は丸め込みの攻防となり、田口隆祐選手がラ・マヒストラルで勝利、王座防衛!
最後の二人のラ・マヒストラルの違いが本当に面白い。
タイチ選手は相手の左腕を自身の左足に巻き込むと、丸め込む時点で相手の股に右腕を差し込んでフォールするが、左腕で自身の身体を支えていて相手を押さえ込んでいない。
一方の田口隆祐選手は、相手の左腕を自身の左足に巻き込むと同時に右腕で掴んだまま丸め込み、フォールに入ると相手の右足を両手でクラッチ、どちらの肩も上げられないように押さえ込んでいる。
同じ技を決めてもわずかな違いで勝敗に差が出る、プロレスはやっぱり面白い。
井上亘さんの言葉を借りると、お手本のような田口隆祐選手のラ・マヒストラルが好きだ!
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