新日本プロレス・G1 CLIMAX27期間中のウィル・オスプレイ選手のニュージーランド・オーストラリア進出についてご紹介。
G1 CLIMAX27で試合が組まれていないウィル・オスプレイ選手は、ニュージーランドのプロレス団体「サザン・プロレスリング・ニュージーランド」(SPW=Southern Pro Wrestling NZ)、オーストラリアの「プロレスリング・オーストラリア」(PWA=Pro Wrestling Australia)、「メルボルン・シティ・レスリング」(MCW=Melbourne City Wrestling)に出場。
試合以外にトレーニングセミナーで講師も!
そしてPWAヘビー級王者、MCWインターコンチネンタル王者に輝いたウィル・オスプレイ選手は、今後もニュージーランド、オーストラリアで闘いたいとコメント。
「俺の人生なかで3つの最高の試合(新日本プロレスも含めて)が、SPWでのシェイン・シンクレア戦、PWAでのロビー・イーグル戦、そしてMCWでのアダム・ブルックス戦だった。」
「この数週間はかつてないほど心でレスリングと繋がっていた。バックステージでみんなとリアルな時間を過ごし、本当に感動した。」
「これはワークでもない、チープポップ(盛り上げようとするためのコメント)でもない、でたらめでもない。契約があるので、新日本プロレスとROHを最優先にする必要がある。だがイギリス人選手たちが掴んだような成功を、大勢のニュージーランド、オーストラリア人選手たちが掴めるように、彼らをリードしていくのを手伝いたい、彼らには見識のある人間が必要だ。それこそが俺がここにいる理由だ。俺が最前線に立って旗を振るが、並行して世界最高のプロレスラーたちとも闘っていく。」
ニュージーランド、オーストラリアのレスリング・シーンを非常に気に入った様子。
新日本プロレス・ROHで最高の選手たちと闘いながら、並行してニュージーランドやオーストラリアの選手たちをサポートしていく、結構ハードな目標ですね。
ただ新日本プロレスも含めてということは、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア初出場初優勝よりも、IWGPジュニアヘビー級王座挑戦よりも、今年のBOSJ決勝よりも良い試合だったということですよね、そう言われてしまうのはちょっと複雑…
もちろん今後も新日本プロレスとROHのブッキングを優先することに変わりはありませんが、ウィル・オスプレイ選手のニュージーランド・オーストラリア進出が増えていくかもしれません。
新日本プロレスはバッドラック・ファレ選手をはじめ、ニュージーランドとのコネクションも強い。
2018年はアメリカ進出が加速するのはもちろん、アメリカより時差が少ないオセアニア地域進出も、ウィル・オスプレイ選手という意外な人物が中心になって加速していくかもしれない。