全日本プロレスの先輩・小島聡と後輩・真田聖也【G1クライマックス27】

新日本プロレス・2017年8月4日・G1 CLIMAX 27・アイテムえひめ大会の小島聡選手の試合後コメントをご紹介。

本日8月5日の大阪大会、小島聡選手とSANADA選手は全日本プロレス時代以来となる約5年ぶりのシングルマッチ!

昨年は小島聡選手がG1 CLIMAX出場権を天山広吉選手に譲渡したため実現しなかった一戦を前に、昨日のバックステージでは過去を懐かしむようなコメント。

小島「SANADA、いよいよだな。いよいよ、2年越しの、ほんとは去年、お前とやるはずだったこと、やり忘れていたこと、明日、決着つけようじゃないか。今の俺を簡単に倒せると思うか、SANADA?今の俺は、お前にとってはどういう相手に見えてる?かつての全日本プロレスの先輩・後輩、それとも全く眼中にないロス・インゴと本隊のただのおじさんか?どういうふうに見えるんだ?どう見えたって、俺にはお前が特別な相手に見えるぞ。俺にとってのお前は、ほんとに特別な相手だ。いろんな意味で、たくさんの思い出が詰まってる。絶対に明日、忘れられない試合になると思う。だからこそ必ず、お前を倒す」(引用:新日本プロレスリング公式サイト

真田聖也選手が全日本プロレスで付き人を務めたのが小島聡選手。

まだ少年のようだった頃から見ていたからこそ、G1 CLIMAXという大舞台で対戦出来るという事は、やっぱり特別な想いがあるんでしょうね。

そこで、たくさんの思い出のなかから全日本プロレス時代のエピソードをご紹介。

神戸大会の終了後は、付き人の真田を連れての食事会でした。
素敵な雰囲気のバーで、数十名の方々と鍋料理等を頂きました。
その後は二次会へ突入。カラオケで盛り上がろう!!という事になり、自分にも順番が…。
(中略)
そういえば、真田が入門して三年位になるけど…
真田の歌、聴いたことないなぁ。
まぁ、二十歳になったばかりで酒も最近飲むようになったから、今まであまり唄う機会もなかったのかなぁ。
そして…
イントロが流れる。
まだ若いし、センスのいい歌なんだろうな。
チャ~ラチャ~ラ、パッパラパッパ♪♪♪~
『そうだ!恐れないでみぃ~んなのためにっ!!』
アンパンマンのマーチ…
真田…カッコいいよ…(涙)。(引用:コジログ
バスは福島へ向けて走行中です。
先程、ランチ休憩で真田と白河ラーメンを食べました。
その時ふと見つけた、真田の携帯ストラップ。(引用:コジログ

そのストラップがコチラ…

真田に…
意を決して??聞きました…
コジ「あ、あのさぁ…セイヤ?あ、あのストラップって…どこで買ったりなんかしちゃったりしたのかなぁ?」
真田「あ、はい(冷静)。あれは、ドンキホーテです(冷静)。あと、横浜のアンパンマンミュージアムにもありますね(冷静)」
コジ「あ、そうなんだぁ。へぇ~。でも、なんでアンパンマンミュージアムに売ってるって知ってるの?」
真田「はい、行ってきました(冷静)」
コジ「アンパンマンミュージアムに?誰と?」
真田「友達です(冷静)。僕が行きたいと言って誘いました(冷静)」
沈黙…。
セイヤ…俺は、お前の頭の中が見てみたい。(引用:コジログ

アンパンマンが大好きな真田聖也選手、今の姿からは想像もつかない…

時は流れて小島聡選手は全日本プロレスを退団、再び新日本プロレスに復帰、立場を変えて全日本プロレスのリングで対戦。

自分とセイヤは、全日本時代の先輩後輩の関係にあたります。
【武藤塾】の新人オーディションで合格したセイヤは、確か2006年に入門してきました。
最初に会ったセイヤはとにかく物静かで、こちらから話し掛けない限り、絶対に一言も話さなかったイメージ。
当時のセイヤは、まだ10代後半。
30代後半だった自分との会話も噛み合わず(苦笑)、プライベートではほとんど会話がなかったかな。
でもしばらくしてから、セイヤが自分の付き人を務める事になりました。
付き人とは文字通り、特定の先輩に付きっきりで様々な雑用をこなす人の事を言います。
セイヤが付き人になってくれてからは、必然的にセイヤといる時間が増えました。
巡業中のモーニングコール、バス移動でのランチタイムや夜の食事会、自分の荷物持ち、試合前のコスチュームの整理整頓、試合後のシャワーの世話等。
ただ、一緒にいる時間が増えても、セイヤとの会話は増えませんでした。
もともと寡黙というか、とにかく気を遣う性格なのか、セイヤは自分からはほとんど話さなかったから…。
ただ、だからといって一緒に居づらいと感じた事はなくて…
良い意味で空気のような存在だった。
付き人の仕事もミスはほとんどなくて、叱った覚えもなかったし…。
セイヤの前の付き人だった大和クンの時は、しょっちゅう叱ってたけど(笑)。
で、性格もツカミドコロがないというか、不思議だった。
ハードロック?が好きなのに、アンパンマンの携帯ストラップを着けていたり、ムーンサルトやアクロバチックな動きが何でもできるのに、クラシカルな技を好んで使ったり…
結局、自分が退団した2010年まで、セイヤの本質は解らないままだった。(引用:コジログ

さらに時は流れて今夜、今度はSANADA選手が立場を変えて、新日本プロレスのリングで対戦。

SANADA選手の胸のうちにはどんな想いがあるのか、普段はあまり表情を変えないSANADA選手ですが、今夜は特にほんのちょっとした表情の変化も見逃せない。

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