新日本プロレス 2017年8月2日・G1 CLIMAX 27・福岡市民体育館大会のエル・デスペラード選手の試合後コメントをご紹介。
G1 CLIMAX27も中盤戦に入り、これまで現IWGPジュニアヘビー級王者のKUSHIDA選手にメッセージを送り続けてきたエル・デスペラード選手から、興味深い選手の名前が出てきました。
2017年1月5日に鈴木軍が新日本プロレス侵攻を開始して以降、初めて肌を合わせたエル・デスペラード選手と高橋ヒロム選手。
本当にはじめまして?と言うのは野暮ですかね。
とにかく、この二人の絡みは非常に新鮮、かつ非常に感慨深い。
キング・ファレ(現:バッドラック・ファレ)選手、高橋広夢(現:高橋ヒロム)選手、三上恭佑選手(消息不明)の3人は、2009年に新日本プロレスに入門した同期。
三上恭佑選手はナマハゲとしてCMLLに参戦、2013年に消息不明となり、2014年に入れ替わるように新日本プロレスに登場したのがエル・デスペラード選手でした。
バッドラック・ファレ選手は毎年当たり前のようにG1 CLIMAXにエントリーされ、高橋ヒロム選手はIWGPジュニアヘビー級王座を獲得、しかしエル・デスペラード選手は新日本プロレスではまだ確固たる実績を残せていない。
エル・デスペラード選手は彼らに、特に同じジュニアヘビー級で活躍する高橋ヒロム選手に対しては「面白いヤツ」の一言では足りない程思うところがあると思います。
今後ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと鈴木軍のユニット抗争が始まれば、嫌でも二人が対戦する機会は増えていく。
単なるユニット抗争以上の、同期にしか分からない意地と意地のぶつかり合いをたっぷり見せてくれることを楽しみにしています!