KENTAとノア「このまま帰るのは甘えでしかない」【新日本プロレス・2019年6月】

新日本プロレス・G1クライマックス29出場を決めたKENTA選手の古巣・プロレスリングノアへの思いをご紹介。

2019年6月9日、元WWEのKENTA(元:イタミ・ヒデオ)選手がG1クライマックス29参戦表明のため新日本プロレスに登場。

対世界を掲げて新日本プロレスを選択したKENTA選手が、古巣プロレスリングノアへの思いを語りました。

―古巣であるNOAHのこともよぎったと思います。
K よぎったというか、そこは一番悩みましたよね。でも、4年半前に送り出してもらって、活躍してほしいっていう思いで送り出してもらって、なにもその思いに応えられないまま帰るっていうのも、これはただの甘えでしかないような気もしたんですよね。もしそれで戻っていたら、”よく帰って来た”って言ってくれる人もいたかもしれないですけど、でもそう言ってもらえるようなことなんて、(WWEで)なにひとつできなかったので。そんな甘えていていいのかなって。
―後ろめたさがあったと。
K それでつぎどうしたいかっていうのを考えたときに、対世界でこのまま終わりたくない。ヒデオ・イタミで終わりたくないっていうのもあって。さっきも言ったように、(WWEでは)自分の意思がなくやってきて、納得いくものが生み出せなかった。自分を貫く強さがなかったっていう後悔があったんですね。じゃあつぎなにをしたいかっていうときに、自分が世界に対してやり残したことをやりたい、もう一回、世界に対してアピールしていきたいという思いがあるなら、それを貫かったら(WWEで)経験したことの意味がないと思ったんですよ。(引用:週刊プロレス No. 2017)

WWEで結果を残せずに古巣に帰ることを甘えと感じていたからこそ、KENTA選手は最高峰のうちの一つであると考えていた新日本プロレスのG1参戦を決意しました。

活躍してほしいっていう思いで送り出してくれたノアに手ぶらのままでは帰れない。

つまり裏を返せば、世界に対してアピールできる実績を残せば、その時がKENTA選手がノアに帰還する日なのかもしれない。

まずはG1クライマックス29で、KENTA選手が世界に対してアピールできる試合内容と結果を期待しています!

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