新日本プロレス・前IWGPジュニアヘビー級王者・KUSHIDA選手の退団が決定。
関連:ウィル・オスプレイ「KUSHIDAをリスペクト」、田口がIWGPジュニア挑戦表明、裕二郎&オーエンズがバレットクラブ復帰【新日本プロレス・2019.1.5・PART1】
新日本プロレスより正式発表。
前IWGPジュニアヘビー級王者のKUSHIDA選手が、2019年1月31日で契約満了により新日本プロレスを退団。
記者会見の様子はYoutubeで配信。
新日本プロレスでの充実した日々のなかで薄れていたWWE参戦という夢が、ROHをはじめとした海外遠征、ヤングライオンとの練習の日々、仲間の怪我で気付いた選手寿命の短さ、ロス道場で感じた「自分は何ができるんだろう?」と思いにより、再び「ムクムクとまた湧き上がって来た」そうです。
記者会見で「やり残していること」を尋ねられたKUSHIDA選手は、最後の対戦相手にまだ「肌を合わせてない先輩」である棚橋弘至選手の名前を挙げました。
SMASHラストマッチでKUSHIDA選手を迎えに来た棚橋弘至選手との新日本プロレスラストマッチ、是非実現させてもらいたい。
2015年にアレックス・シェリー選手の負傷欠場により実現しかけた棚橋弘至選手とKUSHIDA選手のシングルマッチという幻の一戦でもあり、KUSHIDA選手の最後を飾るのにこれ以上のカードはない。
またKUSHIDA選手の新日本プロレス退団は残念ですが、WWE、NXTではかつてのライバルや仲間との再会が待っている。
BOSJ決勝で名勝負を見せたリコシェ選手。
日本、カナダ、イギリスで二人にしか出来ないプロレスを見せてくれたカイル・オライリー選手。
後楽園のシングルでは集客に悩みながらも、タイムスプリッターズ対レッドラゴンという鉄板カードを生んだボビー・フィッシュ選手。
ROH・新日本プロレスで同じリングに立ったウォーマシン(現ウォーレイダーズ)、ロデリック・ストロング選手やアダム・コール選手。
IWGPジュニアヘビー級王座初挑戦の相手を務めたプリンス・デヴィット(現フィン・ベイラー)選手。
本隊時代は仲間として、バレットクラブが誕生してから敵として闘ったカール・アンダーソン選手。
新日本プロレスにレンタル移籍でやって来たマスカラ・ドラダ(グラン・メタリック)選手。
メキシコ時代に「帰ってきたら新日本においでよ」と誘ってくれた中邑真輔選手。
師匠・TAJIRI選手のさらに師匠であるウィリアム・リーガルGM。
KUSHIDA選手が歩んできたプロレス人生で生まれた縁が、再びWWEで交差するのが今は楽しみでならない。
新日本プロレス退団、もちろん残念です。
NEVER無差別級王座初戴冠、対ヘビー級、両国国技館でのBOSJ優勝決定戦、ロッポンギ3Kや川人拓来選手との抗争、まだまだ新日本プロレスで闘う姿を見たかったです。
ただそれでもKUSHIDA選手が選んだ道をこれからも応援していきます。
まずはファンタスティカマニア2019、そして1月31日まで新日本プロレスのKUSHIDA選手を目に焼き付けたいと思います。
スポンサーリンク