KUSHIDAがSMASHから新日本プロレスに移籍、IWGPジュニアヘビー級王座初挑戦【2011.3.19】

【新日本プロレス・振り返りNo.65】

今回は2011年3月19日のKUSHIDA選手!

2011年2月25日・SMASH.14・新宿FACE大会、KUSHIDA選手が4月1日から新日本プロレスに円満移籍すると発表。

そしてSMASH所属としてラストマッチとなる3月18日・SMASH.15・後楽園ホール大会で大原はじめ選手と対戦する予定でしたが、東日本大震災の影響により延期。

そんな状況で迎えた3月19日・後楽園ホール大会、KUSHIDA選手はIWGPジュニアヘビー級王座に初挑戦!

IWGPジュニアヘビー級王座戦

〇[王者]プリンス・デヴィット
ブラディサンデー

vs

× KUSHIDA

対戦相手はSMASH.3で敗れたプリンス・デヴィット選手。

舞台と立場を変えて臨んだ一戦は、再びプリンス・デヴィット選手がブラディサンデーで勝利、王座防衛!

KUSHIDA「あ〜、強かったなぁ。負けちゃいました。ああ、しんどい。悔しいけど、やっぱちょっと嬉しさもありますね。だってあのベルトこの業界の頂点だし。なにより今回被災された人達が沢山いる中で、もう一度プロレスをやってる意味とか、チャンピオンベルトの意味、それも何のめぐり合わせか、このタイミングで挑戦させて頂くっていう、いろいろ考えますよね、チャンピオンベルトについて。だけど俺の出た結論は、形有るもの、チャンピオンベルトは形あるけど、なにより大切なのって『みんなの想い』『夢』。僕だって小さい頃から、ライガーさんが防衛して持ってる時からずっと見てて、『いいなぁ、あのベルトかっこいいな』ってすごい憧れにしていたものだから。必ず、プロレスの頂点であるチャンピオンベルトってものは、本当に価値あるもの、みんなを勇気づけられる、それは肌でお客さん沢山いるなかで、声援もらって、そういうの感じますけど、それ以外にも会場に来れないお客さんがどんだけ勇気づけられるかってことをひしひしと感じて、なおさら獲りたくなったんですよね、やる前に。(引用:新日本プロレス公式サイト

こうして正式に新日本プロレスの一員となったKUSHIDA選手は、3月31日に延期されたSMASH.15に出場。

SMASHラストマッチで大原はじめ選手に敗北。

KUSHIDA選手を迎えに来ていた棚橋弘至選手からもエールが送られた。

KUSHIDAは新日本プロレスがもらっていきます。クッシー、TAJIRIさんのように世界に通用する選手になれよ。そして、新日本プロレスでトップになれよ。それがTAJIRI選手への恩返しだから。頑張っていこう!」(引用:新日本プロレス公式サイト

現在のKUSHIDA選手の活躍を見れば、しっかりと恩返しが出来ていますね。

そして、結局KUSHIDA選手が希望していた師匠TAJIRI選手とのシングルマッチは実現せず。

誰もKUSHIDA選手が新日本プロレスに移籍すると想像していなかったように、将来何が起きるかは決して分からない。

幻に終わってしまった師弟対決、期待しています。

関連:新日本プロレス振り返りまとめ(2007.6~)

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