棚橋弘至の王者像、海野の視線、鈴木みのると内藤哲也の前哨戦【新日本プロレス・2018.4.15】

新日本プロレス・2018年4月15日・ロードトゥレスリングどんたく2018・アイメッセ山梨大会のバックステージコメントまとめ!

全選手のコメントは新日本プロレス公式サイトをご覧ください。

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海野翔太

海野「まだまだでしょう、辻。ガムシャラさはいいですけど、それだけじゃ今の俺は超えられないぞ。下見てジタバタしてる余裕はないんでね。このシリーズも大チャンスだし、次の『LION’S GATE』もビッグチャンスでしょ。不満に思う人もいるかもしれないし、俺は早いよっていう人もいるかもしれないけど、これこそチャレンジだよ、自分自身の。チャンスを生かせなかったら死ぬだけだし、必ずチャンスをものにして上に行ってやる。待っとけ『G1 CLIMAX』、待っとけ『WORLD TAG LEAGUE』、必ず、必ず上行ってやる。それと辻、もっと一緒に頑張っていこうぜ

後輩の辻陽太選手から勝利を上げた海野翔太選手、その目線は5月15日・ライオンズゲート15の関本大介選手とのシングルマッチに向いている。

関連:関本大介がライオンズゲート12参戦!【新日本プロレス・2018年5月】

ヤングライオンとして夏のG1クライマックス、秋のワールドタッグリーグ出場というのは無謀にも思える目標だが、プロレスラーたるもの自ら主張しなければ何も生まれない。

後輩もデビューして、ヤングライオンとして次のステップに進むためにも、今年の海野翔太選手がどんな主張をしていくのか注目。

鈴木みのる&内藤哲也

鈴木「オイ、この詐欺師野郎。なんか向こうの方からよ、いろいろ聞こえてくるじゃねえか。あれがどうした、これがどうした……そう、お前のしゃべってることは、すべて後付けじゃねえか。起きたことに対して、これがいい、これが悪い……そう、否定は誰でもできる。わかる?お前の言葉には未来がない。お前の言葉には真実がない。
(中略)
内藤「鈴木……いや、王様、あなた……いや、失礼しました。王様はいよいよお気づきになられたようですね。あなたがおっしゃる宝物に、実は価値がないことを。でも、宝物って言っちゃったからね、なんとか価値のあるものにしたいわけでしょ?だからこそ、内藤を倒したっていう、内藤(相手)に防衛したっていう勲章が欲しいんでしょ?まあ、それはわかりますよ。わかるし、もう熊本でのタイトルマッチ、決まったからね。俺は、王様、あなたと迎(い合)う準備ができてますんで、そこは落ち着いてください。それよりも熊本であなた、宝物を失うことになりますからね。宝物を失った王様、まさに“裸の王様”になりますけど、その覚悟はできてらっしゃいますか?まあ、裸の王様が何を言うのか、どう強がるのか、非常に楽しみだね。裸の王様に、俺がさしてあげますよ。

4月29日・レスリング火の国2018・グランメッセ熊本大会で行われるIWGPインターコンチネンタル王座戦の前哨戦は、リング上はもちろん、リング外の舌戦も熱を帯びている。

鈴木みのる選手はお前のしゃべってることは、すべて後付けじゃねえかと、内藤哲也選手の言葉でのやり取りに真っ向から立ち向かっているが、今回のタイトルマッチが行われる場所が熊本であることを考えると、2016年4月に熊本地震が発生した当時のことが思い出される。

2年前にグランメッセ熊本大会が中止された際、内藤哲也選手は時間はかかるかもしれないですけど、ゆっくり元の生活ができるところまで元気を取り戻してもらって、いつかね、熊本、そして被災地で試合ができる時には、いま以上の、い・ま・以上の勢いのあるLOS INGOBERNABLES de JAPONを皆様にお見せしたいので、まあ、楽しみに待っててくださいよとメッセージを送っていた。

熊本の新日本プロレスファンの多くは、内藤哲也選手がインターコンチネンタル王座を奪い返して、鈴木みのる選手が“裸の王様”になる光景を望んでいるかもしれませんね。

棚橋弘至

棚橋「チャンピオンになってない期間が長かったから、チャンピオンがどういう人間かっていうことを考える時間がたくさんあって。会場を満員にすること、会社の選手と社員、その家族を養うことはもちろん。それも大事。それが一番。けど、見えないところで、団体を正しい方向に導く仕事、ある線路の上を走り続けることではなくて、新しいレールを敷くこと、ない道を作ること。きっとね、俺がやってたことって、そういうことだと思うし、蘇りますよ。いい言葉ないかなって思ったんですよ。“戻る”とか“もう1度”とかっていうのは、棚橋の繰り返しみたいになっちゃうんだけど、“蘇る”っていうのは、1回死んだものが復活するっていうニュアンスがあるから。そして俺だけが感じている復調への兆し。戻ってきてる。ヒザも曲がる。飛べる。走れる。今シリーズ、期待してね

5月4日・レスリングどんたく2018・福岡国際センター大会でIWGPヘビー級王座に挑戦する棚橋弘至選手。

オカダ・カズチカ選手からはテメェの挑戦が決まったら、あの客席だよと、いつもより空席の目立つ後楽園ホールの光景を、棚橋弘至選手への期待値が低いせいだと言われていたが、「客を呼べないチャンピオンの責任だろ?」とストレートに返すのではなく、棚橋弘至選手なりの言葉で反論。

この数年オカダ・カズチカ選手を中心に日本中・世界中で新日本プロレス人気が高まってきたのは間違いないが、新しいレールを敷くこと、ない道を作ることをしてきたのか、してこなかったからあの客席なんだろと問題提起をするようなコメント。

まあ大会数も多いシリーズかつ単純に年度初めの金曜日だったからという理由もあると思いますが…

一方、昨日のオカダ・カズチカ選手は正直、前哨戦やってるけど、つまんないねとコメント。

5月4日までの前哨戦・残り13大会で、棚橋弘至選手とオカダ・カズチカ選手の抗争がどこまでヒートアップしていくのか期待!

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