内藤哲也「中邑、俺の踏み台になれよ?」【2012.1.21】

新日本プロレス・振り返りNo.123

今回は2012年1月21日の内藤哲也選手!

6人タッグマッチ

〇 内藤哲也
スターダスト
プレス
 

vs


中邑真輔
獣神サンダー
ライガー
高橋裕二郎
ディアマンテ× メフィスト

2012年1月21日・ファンタスティカマニア・後楽園ホール大会の第5試合。

年末に中邑真輔選手に敗れて負傷欠場、さらに年始の復帰戦で武藤敬司選手に敗れ、完全にテーマを失ってしまった内藤哲也選手。

20代でのIWGPヘビー級王座戴冠という目標達成のためにターゲットに選んだのは、シングル2連敗中だった中邑真輔選手。

関連:中邑真輔「少しは!ケンカできるようになったか?」【2011.12.4】

ファンタスティカマニアはお祭り的な大会ではあるが、そんなことはお構いなしに中邑真輔選手に突っかかる。

内藤「ちょっと声がつぶれちゃったんですけど……。ドームで(武藤敬司に)負けて、もう発言権なんか、なんもないのはわかってるよ。でもさー、この新日本の中で、何も行動に移さなかったら、置いていかれるからね?だからこそ、理不尽かもしれないけど、俺は、常に何かを狙っている人間でいたいし、やっぱり俺が!今年の目標、俺の誕生日、30歳までに、IWGPヘビー級チャンピオンになるという夢!!その目標のためには、やっぱりどうしても、俺は中邑を避けてとおるわけにはいかない、と。やっぱり、この休みにも、何回違うことを考えても最終的に行き着くのは、中邑真輔。だから、俺の視線の先はシッカリ定まった(目を開くポーズで)。おまえはどうなんだ?必ず振り向かせて見せるよ。そして、前にも言ったかもしれないよ。中邑、俺の、踏み台になれよ?
(中略)
中邑「誰か、あの妄想癖のあるヤツ?内藤!誰か教えてやれよ。オメー、終わってんだって。まとわりつくな!なんだ?俺に負け、武藤に負け。八つ当たりか?!オイ、ねぇよ、ねぇよ、ねぇよ!誰か教育してやれよ。(カメラに向かって)オマエだっていいぞ?」(引用:新日本プロレス公式サイト

なかば強引に中邑真輔選手に絡んでいったのは、若手時代からライバル視していたオカダ・カズチカ選手の凱旋帰国の影響も。

『今年は内藤だろ』と去年言われ、で、また今年になっても『今年は内藤か』と。注目度というか期待度がどんどん上がっているのはすごく感じるので、そういう内に何とかしとかないと一気に落ちますよね」(引用:内藤哲也のゆるラジ・2012年1月26日

オカダ・カズチカ選手がレインメーカーとしてブーイングを大歓声に変えていく一方、30歳までにIWGPヘビー級チャンピオンになるという夢を叶えられなかった内藤哲也選手は徐々に落ちていくことになる…

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