鈴木みのる「3月11日」、タイチ「他にやりたいこと」、田口「俺の中のギンバエ」【新日本プロレス・2019.3.11・PART2】

新日本プロレス・2019年3月11日・ニュージャパンカップ2019・高松市総合体育館(第1競技場)大会のバックステージコメントまとめ・PART2!

全選手のコメントは新日本プロレス公式サイトをご覧ください。

関連:新日本プロレス・試合結果・2019.3.11・ニュージャパンカップ2019・四日目・1回戦【第2試合まで無料】

タイチ

まあ、石井なんかによ、時間使ってるヒマもねえんだけど。今回のてっぺん、一応、獲るつもりでいるからよ。マディソン(スクウェア・ガーデン)がなんだ?IWGP(ヘビー級挑戦)がなんだ?その前によ、てっぺん獲ったら、もっと他に俺はやりたいことがある。まあ、それはそん時、また言うわな。じゃあ、石井、楽しみにしとけよ

今大会の優勝者にはG1スーパーカード(4月6日・MSG大会)でのIWGPヘビー級王座挑戦権が与えられるが、タイチ選手には他にやりたいことがあるとのこと。

タイチ選手にとってMSGのメインイベントよりもIWGPヘビー級王座よりも優先すべきものとは一体?

今後のタイチ選手の言動に注目。

田口隆祐

田口「次(2回戦の相手)、棚橋さんで。なんだろ?俺の中の、ギンバエ、俺の中の“寄田”が、俺の中の“寄田”がうずいてしょうがない。なんか……ギンバエが、うずいてちょうがない

映画・パパはわるものチャンピオンでギンバエマスク(寄田)を演じた田口隆祐選手。

トーナメント2回戦の相手は、映画・パパわるで主役・ゴキブリマスク(大村)を演じた棚橋弘至選手。

もしかすると再びギンバエマスクのハエ叩き攻撃が見れるかもしれない。

鈴木みのる

鈴木「(勝利は)当たりめえだろ。俺の完勝だ。当然だろ。小島、お前。この1年、この1カ月、この1週間、昨日、何して今日に来た?ただ、のほほんと暮らしてんじゃねえのか?小島、俺に勝てると思うな?今日、何の日か知ってるか?オイ、小島、ただの3月11日、高松、そこで『NEW JAPAN CUP』(公式戦)がある、1回戦(の相手)、鈴木みのる、なんも感じないなら、オイ、今すぐ現役引退しろ。テメエは人の前に立っちゃいけねえ。なにか、テメエのなかであるなら、さっさと絞り出せ。だからテメエは俺に勝てねえんだよ。どうやったって。明日だって、来年だって。テメエは俺に勝てねえ。俺の体はな、この手もな、足もな、首もな、もうな、すべてプロレスの神様になったんだ。俺の一生はな、俺の人生はリングの中。俺がすべてだ。テメエみたいな、夜中にお菓子むさぼり食って、『明日、試合だなあ』なんて言ってる甘ちゃん野郎とは違うんだよ。ここは俺の人生そのものなんだよ。

昨日3月11日で東日本大震災から丸8年が経過。

8年前の2011年3月11日、鈴木みのる選手は宮城県石巻市に向けて走るバスのなかで地震に遭いました。

そこから17時間くらいかけて一般道で帰って来た。
そこで見た光景…
ペシャンコに崩れた家…家…家…
その家の前で泣き崩れる人…人…人…
亀裂の入った道…
コンビニに群がる人…
目を覆いたくなる様な光景…
でもオレは目をそらさずに見続けた。
一度、道の駅に降り、トイレ休憩。
そこで一人の青年がバスをみつけ話しかけてきた。
振り絞る様な声で、
でも目はまっすぐに、
力強く話しかけてきた。
「ジツは昨日石巻の全日本を観にいく予定だったんです。観にいく途中に街がこんなになっちゃって。今も家族とは誰とも連絡がとれてません。でも、でも、街は必ず!必ず僕達がなんとかします!みなさんは早く東京に逃げて下さい。そして街は僕らが必ず…必ず元通りにします!プロレスは僕らにとって本当に大切なものなんです。必ずまたプロレスをみせに来てください。街は僕らがなんとかしますから。お願いします。」
最後は涙混じりの声だった。
その時は確証なんかなかった。
だけど、そのまっすぐな目をそらすことは出来なかった。
「大丈夫だよ。必ずまた来るよ。ありがとう。」
青年と固い握手をし、別れた…。
バスは一路東京へ向けて出発した。
頭の中で繰り返される青年の言葉…。
(中略)
オレは何か出来たのだろうか?
オレはプロレスラーとして、まだ何か出来ることがあるんじゃないか?
プロレスラーだからしなければならないことがあるんじゃないか…。
過去に起きたコトは風化されて行く。
しかしオレの中であの日のことは風化されることはない。
3/11
またあの日がやって来た。
今も正直にこう思う時がある。
「オレはあの日、本当は逃げ出したんじゃないのか?」
「あの日こそ何かをするべきだったんじゃないのか?」
しかしあの日決意して今も心にある言葉がある。
「オレはプロレスラーとして最後まで逃げない」と。
これからも胸を張って日本中の人達にプロレスを届けたいと思う。(引用:鈴木みのるオフィシャルブログ「今日も明日も風まかせ~」・2014年3月11日・あれから3年

鈴木みのる選手にとっても、誰にとっても、3月11日は決してただの3月11日ではない。

こうして日々プロレスを楽しめる日常に改めて感謝の気持ちが強くなる一日でした。

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