SUPER J-CUP 2016は新日本プロレスKUSHIDA選手の優勝で幕を閉じた。
応援していた選手が優勝して良かった!だけで終わらせたくないので、反省点と2017年への期待をまとめてみた。
スポンサーリンク
反省点
過ぎたことをあまり言っても仕方ないので、反省点は少しだけ。
- 参加団体の偏り
今回のJ-CUPで一番言われていたのはここですよね。
新日本プロレス、プロレスリング・ノア共催のため、出場選手のバランスが悪かったのは事実。
エントリー選手16人中、新日本かノアで活動している選手は11人。
準々決勝に進んだ8人は全員が新日本かノアで闘っている選手。
特に過去のSUPER J-CUPで夢のような景色を見てきた人、この大会で日の目を見なかった選手が大ブレイクする姿を期待していた人にとっては、見る前からつまらない大会に思えてしまったかもしれない。
プロレスに夢を見るための大会のはずが、逆に今のプロレスの現実を見せつけられる大会になったというのは否定出来ない。
- 日程調整
当初SUPER J-CUP 2016は8.21有明だけの予定が、あとから7.20後楽園も追加された。
トーナメント1回戦から決勝まで約1ヶ月も空いてしまい、しかも間にG1 CLIMAXを挟んでしまっては注目度や満足度が落ちるのも仕方ない。
過去に2日間で行われた3rd STAGEは1回戦の1週間後に決勝が、5th STAGEは2日連続で行われた。
7年ぶりの開催ということで苦労することが多かったと思うが、結果的に7.20後楽園こそがファンの求めていたJ-CUPだった。
スポンサーリンク
期待
もし2017年も開催するとしたらどんな大会を期待するか考えてみた。
- 1DAYトーナメント
1日限りの夢の祭典という方が絶対に面白い。
たった1日、たった1試合でこれまでとまったく違う景色が生まれる、そんな大会を見たい。
- 1団体1選手
普段見れない闘いを見るには1団体1選手がベスト。
公式戦以外の試合は主催団体で。
仮に8人が出場すると、トーナメント7試合、提供試合2試合、敗退者6人タッグ1試合で計10試合。
- J-CUPだからこその闘いを
上の2つとほとんど同じことだが、J-CUPだからこそ闘いを見たい。
ファンの方が現実的には不可能かも…とか言っているようでは選手も団体も夢は見れない。
私はこの光景にものすごく可能性を感じました。
KUSHIDA「新日本プロレスのKUSHIDAです! SUPER J CUP、一団体でも多く参加していただいて、レスラーも関係者もファンも、大人も子どもも夢を持てる、そんな大会にしたいと思います。よろしくお願いします!」(引用:新日本プロレス公式サイトより)
このKUSHIDA選手の言葉を信じて、来年のSUPER J-CUP 2017の開催を楽しみに待ちたいと思う。
スポンサーリンク