選手ジョン・モクスリーが語る新日本とWWEの違い&G1への意気込み【新日本プロレス・2019年7月】 2019-07-09 juuninntoiro コメントする新日本プロレス・G1クライマックス29にエントリーされたジョン・モクスリー選手の新日本プロレス参戦に関するインタビューをご紹介。2019年7月6日に開幕戦を迎えたG1クライマックス29。開幕戦ではAブロック公式戦初戦が行われ、素晴らしいスタートダッシュを切りました。13日に行われるBブロック公式戦初戦に向けて、IWGP USヘビー級王者ジョン・モクスリー選手がG1に向けての意気込みを語りました。―WWEと新日本プロレスの違い 「(WWEは)ビンスやプロデューサーと一緒にリングに立っているようなものだ。二人が両肩に乗って耳元でささやいていて、3つの頭があるような感じ。(新日本は)リングに上がって5分経っても、くだらないささやき声なんて聞こえてこないんだ。ビンス、レフェリー、プロデューサーからの指示なんてない。無言だよ、こんなこと思いもしなかった。『うわ、リングの中には俺しかいない、一人きりだ』という感じ。そしてジュースをボコボコにし始めて、『ああそうだ、これこそが俺の仕事だった』と感じていたよ」 ―G1 「過酷なツアーだとは思う。でもな、俺はWWEのゾッとするようなヨーロッパやワールドツアーをこなしてきた、想像できるだろ。休日なし、14日間連続、毎晩メインイベントで25分闘って、毎晩テーブルに投げつけられるんだ」 「来年もG1に出るかもしれないし、日本で数試合するかもしれない、新日本のスタイルの感触も掴んできた。この闘いを4週間もしないといけないんだ。要はこれは新日本の特訓、俺にとってチャンスなんだ。この大会がどれだけ大変か、どれだけ過酷かはさんざん聞いてきた。歴史ある世界最高の会社のひとつが最重要なイベントに招待するんだから、大変なのは当然だろう。でも人生は1回限り、俺が何と答えるか?NO?NOなんて言うわけがない 」 「マーチ・マッドネス(NCAAトーナメント、3月の大学バスケ)のようなものだ。お気に入りの選手を選んで、大会中はその選手を追いかける。大会を通して物語が展開していき、みんなそれぞれ違う役割を果たす。初戦で足を痛めて、最後まで怪我した足に対処しながら闘う選手もいるかもしれない。本物のプロレスのストーリーみたいにな」 ―日本 「日本にいると『これがプロレスリングだ』という感じがするんだ。これこそ俺が見て育ったプロレスなんだ。プロレスはスポーツ、シンプルなものなんだよ。二人の男が対立する物語、俺たちはリングの中で勝敗を競い合って闘っているんだ。新日本はまさにスポーツだ。もしスポーツエンターテイメントやリングで長ったらしい演説をするヤツらを見るの疲れたなら、飛び散る汗、チョップ、スープレックス、サブミッションを繰り出し合う選手たち、プロフェッショナルレスリングのスポーツが恋しいなら、G1こそがまさにそれだ」 「過酷になるのは分かっている。起きるのが辛い朝を何度も迎えるだろう。それでも俺はアクセルペダルを常に全開に踏むよ。それが賢いかどうかじゃないんだ、それが俺のやり方なんだ。面白くなりそうだ」( espn. com より)