ケニー・オメガ「モチベーションがお金なら、今ごろすでにWWEにいる」【新日本プロレス・2018年11月】

新日本プロレス・IWGPヘビー級王者のケニー・オメガ選手のWWE移籍に関するインタビューをご紹介。

現在ジ・エリートはバレットクラブから正式に離脱。

そしてジ・エリートのほとんどのメンバーは年末年始にROH、新日本プロレスとの契約が終了するという、今後の動向が不透明な状況が続いています。

ただジ・エリートはこれからも一緒に活動すると明言しており、その主戦場がROH&新日本プロレスなのか、WWEなのか、新たなプロモーションの設立なのか注目を集めています。

そこでジ・エリートの一員であるIWGPヘビー級王者のケニー・オメガ選手が、10月にシンガポールのゲームイベントに参加した際のインタビューをご紹介。

―新日本プロレスが注目を集めている
みんなが何でも見たい物を選べる。両方見てもいいし、他の団体も見たっていい。俺が小さい頃はWWEしかないと思っていた、世界にはひとつの団体しかないとね。成長するにつれて、他にもローカルな団体があることに気付いたんだ。WCWやECW。メキシコにはルチャ、そして日本にもレスリングがあることを知ったんだ
巨大な団体があり、それが全てだと思っている人も多いだろう。その団体こそが最高であるはずだと。だが好みや視野を広げるにつれて、他にもレスリングはあると気付くんだ。必ずしも好きなるとは限らないが、今はそうした選択肢がある。世界中に多くの選択肢があるのは素晴らしいことだ
―IWGPヘビー級王者として
俺はその選択肢を代表している。もし俺のモチベーションがお金だったら、今ごろすでにWWEにいるだろう。すでにあるものは嫌で、自分でスタイルを生み出したかった、家族や友人、他のアスリートが見ても楽しめる試合をしたかったんだ。あるひとつのスタイルしか好まないレスリングファンもいる。彼らはそれが正しいと思っている。それでも構わないが、俺はそうした人々を感動させようとはしない。彼らにはすでに自分なりの考えがあるのだから。俺は違うスタイルで世界を広げようとしているんだ、プロレスにはそのポテンシャルがある
―WWE移籍
難しい質問だ。お金だけの問題じゃない。クリエイティブな表現手段を持てるかどうかだ」(引用:The Business Times

お金よりも自由を求めるケニー・オメガ選手が、なにかと規制の厳しいWWEに移籍すると考えにくいですね。

レッスルキングダム13・東京ドーム大会で棚橋弘至選手に敗れたらサヨナラを言う時が来ると不穏なコメントも残しているが、そうはならないことを願っています。

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