プロレス専門ブログ・ブラックアイ3さんの「WWEのルールではパンチがOKになった」について推測してみた。
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私もずっと疑問に思っていた事がプロレス専門ブログ・ブラックアイ3さんで書かれていたのでご紹介。
「WWEのルールではパンチがOKになった」とサマースラム日本語解説でフナキさんが言っていた~いつ頃からか、どうしてそうなったかもっと詳しく知りたい(プロレス専門ブログ・ブラックアイ3)
要するに、FUNAKI選手がサマースラム2017の日本語実況で「WWEのルールではパンチがOKになった」ので「最近『手を開け』という指示がない」と明かしたのこと。
WWEではビッグショー選手のノックアウトパンチや、ロマン・レインズ選手のスーパーマンパンチが反則にならず、それどころかフィニッシャーとして認められている。
なんで反則であるはずのナックルがフィニッシャーなの?と、私もずっと疑問でした。
疑問のままにしておくのも嫌なので、WWEにおけるパンチやナックルの扱いについて少し調べてみました。
まず2008年9月に更新された「Closed-Fisted Punches Now Legal In WWE」(現在WWEでは握り拳のパンチが合法)というWrestleZone .com の記事を発見。
この記事によると、2008年の時点ですでにレフェリーがパンチで反則をとらなくなっていたようです。
だが2008年当時はまだ「コーナーもしくはマウントポジションの場合、レフェリーは5カウントを数えてレスラーに注意」していたと書かれている。
かつてシェイン・マクマホンがレフェリーを務めたのは2008年よりも前の出来事なので、マウント状態でパンチを連打したケビン・オーエンズ選手を注意するという当時のレフェリングをしたのかもしれない。
またビッグ・ショー選手がノックアウトパンチ(WMD)を使用し始めたのも2008年のようなので、ボクサーのフロイド・メイウェザー選手との抗争を経て手に入れた新技をフィニッシャーとして認めるために、WWEが顔面パンチを許可した事がキッカケとなり、現在では「パンチ自体がOKになった」と推測される。
シェインのレフェリングとパンチが反則か否かに関しては以上、だがこれだけだとFUNAKI選手の「最近」という言葉に疑問が残る。
どうして「最近」なのか考えてみたところ、2017年2月に「The Official WWE Book of Rules: And How to Break Them」(WWE公式ルールブック:そしてその破り方)という本がWWEから出版されていた。
この本を読んでいないので正確なルールは分かりませんが、2008年からビッグ・ショー選手のノックアウトパンチ(WMD)のために許可(黙認?)されていた顔面へのパンチが、2017年2月(最近)に明文化された事によりルールが統一され、FUNAKI選手は「WWEのルールではパンチがOKになった」ので「最近『手を開け』という指示がない」と実況したのではないでしょうか。
どれも推測ばかりですが、個人的にはスッキリした答えが出たのでモヤモヤせずに寝れそうです。
いつかこのルールブックが日本語に翻訳されたら、WWEのルールについて取り上げたいと思います!
《追記》
鈴木健さんがFUNAKI選手に直接この答えを聞いてくださいました、ありがとうございます!
鈴木健.txtブログ「KEN筆.txt」更新。「WWEのルールでパンチがLegalとされた話について」サマースラムの日本語実況で出たコメントについてFUNAKIさん本人に聞いてみました https://t.co/lijCUK1C1E #プロレス
— 鈴木健.txt (@yaroutxt) 2017年9月1日
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