中邑真輔による柴田勝頼の怪我についての意見【新日本プロレス・2017年4月】

元新日本プロレスの中邑真輔選手が硬膜下血腫のため緊急手術を受けた柴田勝頼選手の負傷について語ったインタビューをご紹介。

2017.4.12(日本時間4月13日)配信のWWE・NXTでNXTユニバースとスーパースターに別れを告げた中邑真輔選手。

WWE移籍から1年、念願の1軍昇格を果たした中邑選手。

合同インタビューの中で古巣新日本プロレスの柴田勝頼選手の負傷について意見を述べました。

日本のプロレスのスタイルというか、トレンドが危険な技の応酬になったところで、本間さんしかり、柴田さんしかり、重傷者が出てきているので、考えたり、変えていくことが必要な時期なんじゃないかと思う。柴田さんの受け身は心配なところだったんですけど、まさかこんな形で、というのはありましたね。100%がっつり受けてからバンプ(受け身)を取る。各レスラーも危険な技だったりとか、リスクを顧みない試合についてもう一度考える時期だと思う」(引用:デイリースポーツonline

元々プロレスという競技に危険はつきものですが、近年は危険な技やムーブが増えていたのと同時に、私自身そんな危険な技やムーブに興奮し、それを称えていた部分がある。

本間朋晃選手も柴田勝頼選手も、ひとつの技が直接的な原因と推測されるが、これまで蓄積されたダメージが与えた影響も少なからずあるはず。

中邑選手の言う通り、怪我のリスクの大きい戦いは変えていく必要がありますね。

柴田選手の緊急搬送で忘れられがちですが、私はKUSHIDA選手の頭が場外で跳ねた瞬間が未だに頭から離れません。

選手たちはみな覚悟を持ってリングに上っているわけですから、見ているだけの私が危ない技は規制しろなどと言って、選手たちの表現を邪魔したくはありませんが、やっぱり取り返しのつかない怪我をする姿は見たくない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA